730道 上から下は見えるけど、下から上は見えない。 だからこそ上の立場にいる人は「優しさ」を託して欲しい

上司は愛を持って部下に接しよう

先日とある人からこんな話を聞きました。

それは、

『上から下は見えるけど、下から上は見えない』

という話です。

上から下は見えるけど、下から上は見えない。だからこそ上の立場にいる人は「優しさ」を託して欲しい

自分よりレベルが上、立場が上の人は、
自分が見えていない世界、見えていない本質が
見えています。

それは、レベルが下のものが、
いくら見ようとしても見えないものです。

なぜならば経験が不足しているし
まだ体験していないことも多く
自分の感覚としてわからないからです。

だから、
「上は下がわかる」ことはあっても
「下は上の行っていること」がわからない

というのです。

この話は限りなく真実に近いと思います。

新入社員として仕事を始めたときは
まったく右も左もわからない状態で、

先輩から言われたことを
わけもわからずやっていくということしか
できません。

今やっている仕事には何の意味があって
どのポジションのどの部分をやっているのか
という全体像を把握して行っているわけでは
ありません。

だからどうしても視野が狭くなるし
未熟なスキルだと対応できないことが多いです。

年月を重ねていくと
スキルも上がり、視野も広がります。

それが通常で、当たり前の
誰もが通る成長過程だからです。

でも、ちょっと考えてみてください。

そんな過程をふんで成長してきた我々は
いざ上の立場にたったとき、

下の立場にいる人の気持ちを汲んで
関わっているでしょうか?

この話を聞いたとき
私が真っ先に思ったのは

「上の立場にいるものは
決して初心を忘れてはならない」

ということでした。

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初心忘れるべからず

年齢を重ね一定の成果が出せるように
なってくると、

どうしても「できない下の部下」が
目につきませんか?

別にそこまで大きなことを
求めているわけでもないのに

「そんなこともできないの?」
「なぜそれがわからない?」

と思うことが出てくるはずです。

実際に世代によって価値観が違うので
認識にズレがあるのは事実です。

でも、それでも、
我々でも当時は全くできなかったはずです。

そのことを忘れ
できない下の者を非難・指導するのは
ちょっと独りよがりすぎないでしょうか?

我々のさらに先輩が
部下に強く指導する私たちの姿をみたら
どう思うでしょうか?

「お前も昔はできていなかったよ(笑)」

そんな風に思うのではないでしょうか(笑)(笑)

「優しさ」でもって次の世代に継承していく

『上から下は見えるけど、下から上は見えない』

この言葉は
下の立場にいる人に

「何事にもあきらめずに続けていれば
いつの日か先は開けてくるから頑張れ!」

そんなメッセージにもなりますが
同時に、

上の立場にいる人に

「下にいる人は上が見えないのだから

下から上にあげてきてもらえた恩を
次の世代に託す役割を

『優しさ』をもって

つないでいってみないか?」

そんなメッセージにもなると思うのです。

だからこそ上の立場にいる人は
優しさを持ちながら下の世代に関わってほしいのです。

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