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ミスを責めるより長所を生かそう。そんな当たり前のことを当たり前にできる世にしたい。

この世にパーフェクトな人間
なんていません。

それは自分もしかり、
相手もしかりです。

そんなことは誰もがわかっているのですが、
無意識のうちに相手に完璧を求めてしまっている
ことがあると思うのです。

仕事において
上司は部下に

「ミスをするな！」

といい、ミスをしないことを要求して
いませんか？

家庭において、
親は子どもに

「しっかりと箸を持ちなさい！」

といい、
完璧なしつけを求めていませんか？

パートナーとの関わりにおいて
それぞれのパートナーに

「ここはこうしてって言ったじゃん！」

と出来ていない部分を
全部無くすように責めていませんか？

大切なのは努力の評価を見誤らないこと

もちろん
本人の怠惰や集中力不足にて

ミスを連発しているならば注意を促す
必要はあると思います。

でもミスにこだわりすぎて

「長所を活かすこと」

をおざなりにして
しまっていませんか？

一番大切にすべきことを
見過ごしていませんか？

自分の感情に蓋をしていませんか？

自分らしさを置いてきぼりにしていませんか？

仕事の現場や市場や世界は
日々変化しています。

さまざまな要素が絡み合い
予測できないことが頻発します。

そんな状況では完璧なんて
無理な話なのです。

それなのに相手に対しては完璧を求め、
できない相手に対して自分の感情をいらだたせる。

それって意味あるのでしょうか？

自分の長所を見つけ、
それを磨きながら、
混沌世界と向き合い結果を出す。

そんな姿勢こそが本当に
必要なのではないでしょうか？

人のミスを責めるよりも
人の長所を見つけ育てる、

そんなスタンスで
相手に接したいものです。

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