<16号 とある駅伝選手の大学生から学んだこと>

「喜びは苦しさがないとつかめない」

これはテレビを見ていた時に駅伝をやっている大東文化大学の学生が言っていた言葉です。

その学生は1年生の頃からエース区間を任され、期待の星として活躍してきました。

4年生になった時には主将を任されチームを引っ張っていくよう求められました。

しかしその重圧からか、スランプに陥ってしまうのです。

通常主将はチームの先頭を走り、皆を引っ張っていくのですが、
下級生に抜かれてしまうことが度々起きてしまっていたのです。

合宿の際も列の最後になり、マネージャーに背中を押されながらの走り。

しかし、チームメイトからの言葉で何とか頑張れ、大会前には無事復活することが
出来たという話でした。

取材の最後で、その学生が言っていたのです。

「喜びは苦しさがないとつかめない」

その学生がとても悩み、苦しんでいただろうことは容易に想像ができます。

主将でありエースでありムードメーカーであれば重圧は凄いものがあったのでしょう。

しかし見事それを乗り越えた。

自分の努力もあったでしょう。

ただ自分だけでなく、周りのみんなからの応援や励ましがあったから乗り越える
ことができたのです。

そのつらくて苦しかった状況を打破することができた際の喜びはひとしおだと思います。

テレビを見ているコチラ側の人の心を揺さぶるくらい。

その学生の言葉にはとてもチカラがありました。

説得力がありました。

影響力がありました。

信憑性がありました。

だからこそ、今のつらくて苦しいことは未来の喜びをつかむための試練である、
そう思いたい。

いやそう思える、はたまたそう思うべきである。

つらい今を嘆くのではなくバネとしてしっかりと縮み、
大きなジャンプをして輝かしい未来をつかみ取っていく気持ちを常に持っていたいと思います。

テレビを見ていて思うひと時でした。

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