<21号 アイデアの源泉>

毎月就活イベントを開催しているのですが、人が集まらないということもあり、
集客の方法について皆で考えようということになりました。

参加している社員達は受け身の人が多く、正直あまり意見は出ないだろうと思っていました。

実際にMTGが始まっても皆口数は少なく、重い空気感が漂っていました。

しかし少しずつ皆の姿勢が変わってきていました。

これといった大きなきっかけがあったわけではありません。

ただ皆の表情が明るくなり、笑い声も出てきました。

あえて言うとしたら、イベント集客というテーマだけにとらわれず、皆の思っていることを述べてもらったのです。

その発言が集客できない原因の一つであることに気付き、連動して他の理由も出てきたのです。

みんな納得の理由がわかり、だから集客できないのかと納得。

そうすると後は改善の行動を考えるだけ。

それもただ改善案を出すのではなく、新たなイベントの企画案まで出てきたのです。

しかも面白くて独自性のある企画です。

自分はまさかこんな企画が出てくるとは全然思ってもいませんでした。

新しい企画を作るなんて絶対無理だと思っていました。

ただ、制限を設けず、否定せず、自由に楽しく話をしていたら出てきたのです。

そこで改めて思いました。

可能性のない人はいないのだと。

勝手に限界を決めているのは、自分自身もしくは他人の想定なのです。

だからこそ環境とチャンスがあれば誰でも新しい価値を創造することは出来るのだと思います。

その仕事についていつも考え、取り組んでいる社員達はアイデアの源泉であるはずなのです。

勝手に「うちの社員達は主体性がない」
といった言葉は、皆の可能性を見ていない、もしくは広げようとしていないだけなのです。

アイデアの源泉である若い社員の可能性を先輩たちが伸ばしていかなければならないのです。

社会人の先輩として、未来の若者の可能性を最大限引き出してあげたいと思いました。

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