<25号 「文章を書く」ということ>

昨日は「Blogger’s Festival 2015」に参加してきました!

自分をブロガーだとは思っていませんが、
「ブログを書き始めた」からこそ目に留まったイベントなので、
どんな感じのイベントなのかな~という感じで参加してきました。

ブログ初心者向けの内容から、ブログと法律関係という上級者向けの内容まで
どんな人でも楽しめるような企画になっていました。

自分が参加した企画としては、

「ブロガーとライターの違い」
「ブログのネタを多様化させるための秘訣」
「これからの個人とブログとメディアのつながり」

という三つです。

それぞれにテーマに沿って、ブログの世界で名のある人?がトークをしていました。

■その中で一番面白かったのは、「これからの個人とブログとメディアのつながり」
についてでした。

話の内容もさることながら、話をしている方々がとても個性的でした。

スピーカーはファーレンハイト氏、鳥井弘文氏、家入明子氏の3名でした。
何が面白かったかというと、
・それぞれ文章について、書くことについて独自の考えを持っているということ。
・そして「連載している」という結果を出していること。
・そこからこの先の自身の在り方について構想があること。

ということです。

■例えば皆さんそれぞれ「読後感」についてのイメージを持っているのです。

ファーレンハイト氏は、読んだ後に
「よっしゃー、明日から頑張るぞー」という気持ちになってもらう文章を書く。

家入氏は、読んだ後に
「井上陽水の少年時代が流れてくるようなイメージ」だそうです。

さすがだと思いました。

読んだ後に読者にこう思ってもらいたいという具体的なイメージがあるからこそ
結果を出している方なのだと思いました。

文章を書き始めた自分としては、こんなことを自分は思っているのだ、
ということ書いています。

読者の方にこう思ってもらいたいという具体的なテーマは持っていないです。

その違いは「プロ」と「アマ」なのかとも思います。

自分が好きなことを書きながらも
読んだ人達に影響を与えることができる文章を書く。

自分が書いた文章のチカラを知っている、
影響を与える種類や方向性を知っている、
それを思うがままに操ることができる、
そんな書き手なのだと思います。

■またコラムを書く際は、一つの話に一つのエピソードを必ず入れるということ
という事は共通して考えていることでした。

ブログならば自分の感想を書くだけでよいが、
コラムとするならばそう思うだけの体験やエピソードを入れて納得してもらいやすくする。

つまりコラムとは、思い+エピソードが必要なのである。

だから書き過ぎないことが大切とも言っていました。

体験を切り売りすることになるから、体験を大切にする必要があるそうです。
文章に説得力、納得感を出すためには必要なことだと思います。

なので自分も意識したいと思いました。
ただそれは、「書くこと」を「仕事としている」人にとっては大切なことなのかもしれません。

そのためすでに結果を出している人だからこそ言えるのだとも思いました。

自分の書いた文章に価値があることを知っているからこそ言えるのだと思います。

■そのためまだ自分自身の世界観を持っていない人、これからも練りあげていきたい人にとっては
ただ頭のなかで考えるだけでなく、書くということでカタチにしていく必要がある、
そう思いもするのです。

ならば曖昧な自分の頭の中にある考えを具体化するために毎日書く、
ということは必須だと思うのです。

自分が文章を書く目的は、考えているようで考えていないかもしれない
自分自身の思考の整理のためなのです。

何となくこう思うという抽象的な考えを、
自分は~なので~だと思うという具体的なものにしたいのです。

■「書く」ということで何を期待しているのか、
によって違うと思いますが、人それぞれに文章を書く意味があるのだと思います。

なので改めて自分がなぜブログを書くのか、文章を書くのかということを
考えるきっかけになりました。

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