先日とある大学を訪問してきました。
日頃はあまり訪問できていない大学で久しぶりの訪問でした。
対応してくださった先生は以前訪問した担当者のことを
おぼろげながらも覚えていてくれてスムーズに話しが進むかな?
と思っていたら・・・
最初からきつめの一言が!
「うちの学校の事どれだけ知っているの?」
■今多くの大学の訪問をしており、学校の特色や学生の就職活動の状況をヒアリングし、
学内セミナー等の提案をしたりしています。
しかし学校のキャリア教育の情報や学生への指導に関しては
正直学校のHPにものっています。
ならばそれは見たらわかるよね?ということなのです。
学校側としては我々に情報を教えなければならない義務はないのです。
特にここの学校は職員の方々が学生向けの支援プログラムをしっかりと
組んでおり、学生の嗜好や傾向を熟知しているのです。
学校の先生が学生のことを一番よく知っている。
これは当然といえば当然かもしれませんが、現実問題難しい部分もあります。
ただ対応してくれた先生は胸をはって言っているのです。
自校の学生の就職支援は自校だけでできると。
「中途半端な下調べで、中途半端な提案をしてくるな」
そんな風に言われたように感じました。
■正直多くの大学を訪問していて、質問すれば答えてくれる先生が
多いのであまり下調べをせずにお伺いすることもあります。
しかしそれは当たり前のことではないのです。
特に営業をしている我々としては綿密な下調べをした上で訪問し、
より細かい話をしながら提案の可能性を見つけ出すべきなのです。
当然の事なのですが、いつしか忘れてしまっていたことでした。
恐らく他の大学の先生も思っていたはずです。
しかし面と向かって言ってくれる人はいませんでした。
面と向かって言われたからこそ営業としてやるべきことがはっきりとしました。
■このようにお客様からご意見をもらい、ヒントをもらい、
認めてもらえるように努力していくことが「営業が上達する方法」
なのだと思います。
一見キツイ言葉のように感じますが、正論であり、貴重な忠告なので
これを改善しクリアすることができれば大きな前進ができます。
自身の大きな成長にもつながります。
「ここのお客様は難しいから無理だよ」
「お客様から怒られちゃった~」、で終わらせるのではなく、
「こんな意見をもらったから次は改善してよりよいものを持っていこう」
「けどまだまだ不十分で多くを指摘されしまった・・・」
「ならもっとブラッシュアップして再訪問しよう!」
「けどまた・・・」
「ならばもっともっと・・・」
ということを繰り返していくのです。
この繰り返しのみなのです。
ここであきらめずに挑戦しなければ営業は上達しないのです。
■営業をしている人なら誰もが知っていることなのかもしれません。
しかし営業に携わる自分が初めて現場で「営業の上達方法」として感じたことだったので
お伝えさせてもらいました。
他にももっと多くのコツがあると思います。
一つずつ気づきながら身につけていきたいと思います。