<54号 「きっかけ」があるから動き始めることができる>

何かを始めるきっかけを自ら作るのは難しい。

そう思うのです。

■私は、今キャリアアドバイザーの資格取得に向けて日々勉強しています。

そこでは、情報共有ということもあり、
一緒に講座を受けた仲間でコミュニティーを作っています。

一次試験は筆記試験なので、それぞれ各自が勉強時間を確保し、
出題範囲を勉強するか否かが重要なのです。

ほとんどの人は社会人なので、仕事をしながら
勉強時間を確保することになります。

そのため自分自身との戦いになります。

仕事終わりの疲れと、眠さに負けないように
いかに勉強していくかが問われます。

そのように一人で勉強していると
ちょっとしたことで勉強しないこともあるのです。

「今日はとても疲れたから勉強しなくてもいいかな・・・」

「明日の仕事の準備があるから今日は勉強出来ないな・・・」

「子どもが体調不良で面倒みないといけないから・・・」

「今回は勉強時間が確保できないから試験をパスしようかな・・・」

このように言い訳を始めてしまうものなのです。

■このように自分の意思だけで勉強しようと思うと
ちょっとしたことでサボってしまう。

それを過去の体験から知っていた自分は、
仕組み作りをしようと提案しました。

それは、毎日の勉強時間をみんなと共有しようというものです。
「今日は2時間勉強しました」

「休みだったので8時間勉強しました」

「こんな勉強方法をしています」

「ここの範囲は要注意だと思います」

そのように周りに宣言することで自分は勉強していることを
全員と共有するのです。

勉強時間を報告しなければならないから、
ちょっとでもいいから勉強しよう。

周りの人とやると決めたのだから、
疲れたけど勉強しよう。

そう思えるようにしたかったのです。

■そのため私は率先して日々勉強時間をアップしていました。

しかし、その毎日の勉強時間のアップを始めて一か月たったとき、
ふと中断してしまうことがありました。

面倒だと思うことはありましたが、
止めたいと思うことはありませんでした。

ただ何となく~という感じでアップを中断してしまうと
そのまま一週間続いてしまっていました。

本当にちょっとした気の緩みなのです。

私自身も気づいたら一週間もアップしていなかった!

そう驚くぐらいなのです。

しかしとある「きっかけ」がなかったら、
そのまま中断し続けていたかもしれないと思うのです。

それくらい自分の意思というものは弱いのだな、
改めてそう思いました。

■しかし私は戻ってくることが出来ました。

それは「きっかけ」があったかです。

その「きっかけ」とは、

『仲間からの一言』です。

『最近アップしていないね。大丈夫?』

たったこれだけです。

しかし、私にとってみればこの一言で十分だったのです。

もともとやる気はあったのですが、ふとしたことで
勉強時間のアップが途絶えていたのです。

何かしらの「きっかけ」があればすぐに始めれらたものなのです。

ただその「きっかけ」を自分自身で作り出すことが難しいのです。

そんな「きっかけ」をくれるのは、他者なのです。

同じ思いを共有する仲間だったのです。

■自分一人で何かを成し遂げるのは難しいことです。

どんなに一人で頑張っていても、
認めてくれる仲間がいなければ続けられない。

どんなに一人で頑張っていても、
気持ちを共有できる存在がいなければ続けられない。

今回改めてそう考えさせられました。

そして改めて仲間の大切さを思うのです。

ふとした時に「きっかけ」や「気づき」をもらえるような
環境に身を置くことはとても重要なことなのです。

スポンサーリンク
second




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
second