<58号 オンとオフの話>

先日、お客様の要望で土曜日に訪問することになりました。

自分が仕事をしている会社(通称NR)は完全土日休みなので、
周りの社員は「いやだー」「大変ですね」と言うのです。

ただ自分は「土日だから休まなければならない」という
感覚はないので特に気になりません。

むしろその後も予定があるし、アポイントがあるからこそ
長く寝すぎることもないので良い事もあるのです。

■とはいえ、かつては休みの日になると昼までゆっくり寝て、
ぼーっとしながらテレビを見て一日を過ごす
ということをしていました。

そんなことをしているとあっというまに一日は終わってしまいます。

そして一日のリズムも変わるので身体が重く感じます。

寝すぎることで逆に倦怠感が生じたりもします。

また一番感じるのは、せっかくの休みを何もせずに過ごしてしまった
虚しさです。

時には遊びに行くこともあります。

ただ毎週遊びにいくわけでもないし、家で過ごすこともあります。

そんな時に特にすることがない、というのは虚無感になります。

それは

「今日という一日」

がつまらないという感覚から、

「仕事」

がつまらないという感覚に移り、

最終的には

「人生」

がつまらないという気持ちになるものでした。

そんな気持ちになってしまうと、

「仕事に行きたくない」

と思うのは当然です。

■このように
「身体の怠さ」と

「心の怠さ」が

交じり合うと、

世の中の多くの人が思っている、

「休み明けの仕事に行きたくない病」

になるかと思うのです。

それが一日で済むならばまだ大丈夫かもしれません。

ただ、その期間が、

「一週間」

「一か月」

「一年」

「三年」

「十年」

と続いていくとしたら・・・

どんな人生になるでしょうか?

それが朝一の電車の中の、
疲れていてつまらなそうな働く大人の集団が醸し出す
負のオーラなのかもしれませんね(笑)

■自分もそんな生活を何年も過ごしていましたが、
その生活スタイルを変えることいしました。

それはどういうきっかけだったのか?

色々な要因があると思います。

しかし一番大きな要因は、

「土日、祝日は休まなければならない」

「仕事は疲れる&つまらないものだ」

という固定観念を壊したことだと思うのです。

■「土日、祝日は休まなければならない」
「仕事は疲れる&つまらないものだ」

これは、本当にそうなのでしょうか?

もちろん日々の仕事に全力で取り組んでいると
疲れてしまいます。

ただその疲れは

「心地よい疲れ」と「疲労困憊」

とがあると思います。

仕事にやりがいを感じているならば

「心地よい疲れ」

になるのではないでしょか?

それが

「仕事は大変」「仕事はつまらない」

と思っていると、 心も身体も疲れてしまい

「疲労困憊」

になるのかもしれません。

またすべての土日を休まなければならない
わけではないと思います。

さらには一日のすべての時間を休まなければならない
わけでもないと思います。

少しの時間であっても、
「自分のプラスαになる時間」
を確保することが望ましいと思うのです。

■「自分のプラスαになるための時間」は
自分の成長を感じさせるものなので、心の栄養になるのです。

そうして心が満たされていくと、
自然と身体も満たされていくものです。

そうして心も身体も満たされると、
行動する力が出てきて、
さらに「自分のプラスαになるための時間」を確保することができます。

仕事がつまらない→毎日疲れてしまう→土日の休みがないとやってられない
→しかし疲れていて寝て過ごす→虚無感→仕事に行きたくない
→けど生活のため仕事に行く→怠い→仕事がつまらない→続く・・・

というマイナスの循環サイクルをまわすのではなく、

土日も自分の成長の時間を確保する→充実感を味わう→自分に自信がでる
→やる気がでる→仕事を楽しめる→心地よい疲れを味わう
→土日も完全にオフにするのではなく、成長の時間を確保する
→充実感を味わう→続く!

というプラスの循環サイクルをまわしていきたいものです。

そうしたプラスの循環サイクルを回すことで
「よりよい生活」を過ごすことができます。

そのプラスの循環サイクルは結果として
「よりよい人生」を過ごすことにつながるからです。

少しづつ挑戦していってみませんか?

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