本日は昨日の話の続きを。
土日休みだからといって、完全にオフモードにするのではなく、
少しでも自分の成長の時間を確保しようという話でした。
それは言い換えると、
「シャットダウン」するのではなく、
「スタンバイモード」でいようということです。
■パソコンを使い終わったら
「シャットダウン」
して 完全に電源を切る人がほとんどだと思います。
しかし完全に電源を落としてしまうと、
もう一度使える状態になるまで時間がかかります。
パソコンならその時間はせいぜい長くても数分です。
ただ、人間は完全に気持ちを「シャットダウン」してしまうと、
通常の状態に戻るまでに一日はかかります。
それが、休み明けの怠さ、やる気の出ない感じだと思うのです。
下手をすると一日では済まず、
数日間引きずることもあるかもしれません。
それだと、とても効率が悪いので、「シャットダウン」ではなく、
「スタンバイモード」でいましょうということです。
■休みであっても、最低限のパワーは残しておこう。
興味のあることへのアンテナは立て続けていよう。
仕事の時間に関してはオフであっても、
成長する時間に対しては関わっていよう。
そうすると、
休みは何もしないという固定観念があったことから、
休みも成長の時間という固定観念がなくなります。
そうすると、
心に余裕がない状態だったのが、
色々な事に対して心に余裕ができます。
そうすると、
行動にいたるまで時間がかかっていたことが、
すぐ動けるようにフットワークが軽くなります。
そうすると、
チャンスをつかみにくい状態だったのが、
チャンスをつかみやすい状態になります。
その結果、より望む人生を手に入れることができます。
■スタンバイモードにはより多くの電力が必要になります。
それは、人間に置きかえていうと「心の栄養素」です。
どんなに頭でわかっていても、
心が納得していないと行動できないものです。
心が満たされていないと足りないのです。
そのための心の栄養素が必要になります。
では心の栄養素とはいったい何か?
それが自分の
「使命、ミッション」
といったものです。
心の底から突き動かされるような衝動です。
自分がなぜ生きているかという生きる意味です。
この世界においてどんな価値を提供するかということです。
これが明確にあることによって心が満たされていくのです。
目的なしに活動することは難しいです。
ただ、活動することなく、自分の使命たる目的を見つけることも
難しい。
そういった相関関係にあります。
■「目的」が先か、「行動」が先か。
どちらにも正解というのはないのかもしれません。
だったら私は「行動」から行います。
そのための「スタンバイモード」なのです。