■自分は、外食に行った際はそのお店のおススメ料理を、
買い物に行った際はその店員さんのおススメ商品を
聞くタイプです。
なぜなら、自分より商品知識があるからです。
そんな専門家の人の意見を聞かないのはもったいないと
思うのです。
それに、聞いたからといって必ず購入しなければ
ならないわけではないですし。
(店員さんには申し訳ないですが・・・)
もちろん、自身で自由に決めたいと思う人もいるでしょう。
それは当然です。
ただ、「情報提供を受ける」
「提案を受ける」
ということにデメリットはないはずです。
■しかし、その一方で店員側にしてみると
「提案をしない」
人もいます。
その多くの理由は、断られるのが嫌だから、というものだと思います。
ただよくよく考えると、断られたのは
「提案」
であって、
提案した
「あなた自身」
ではないのです。
それを混同してしまっているのではないでしょうか?
提案しているのは、
「商品」
であって、
「自分自身」
ではないのです。
いい情報や提案をするのは相手のためなのです。
本当に相手の事を思うならば、専門家として
何も伝えないことの方が優しくないと思うのです。
提案することの素晴らしさを感じてほしいと思います。
■そのため、今日は以下のストーリーを紹介したいと思います。
不幸の手紙って
知っていますか?
この手紙を受け取った人は◯日以内に不幸になると
書かれた手紙。
小学校の時流行りましたね。
では、ここで質問。
仮に郵便屋さんが
あなたの元に
不幸の手紙を配達してきたとします。
あなたは、手紙の内容を知らずに
不幸の手紙を届けに来てくれた郵便屋さんに、
「なんでこんな手紙届けるんだよ!!」
と怒鳴り散らしたりしますか??
しないですよね?
■提案をするというのは、
これと同じことだと思うのです。
私たちの立場は
郵便屋さんと同じ。
我々は、
お届けすべきところに
お届けするモノを
お届けするだけなのです。
その内容が必要なモノかどうかは
お客様が判断するだけ。
仮に必要なものじゃなくても、
我々は傷つく必要はないのです。
お届けすべきものは
お届けしないといけないですよね!
ただ、それだけのこと。
たとえ断れたとしても自分が傷ついた気持ちになる必要は
全くないんです。
だって、
お客様にお届けすべきことを
お届けしているだけですから。
■日々仕事をしている皆さんは、お客様へちゃんと必要なものを
お届けしていますか?
それぞれの仕事の専門家として、
お客様へ提案をしていますか?