<90号 時間が止まった空間>

昨日企業の人事担当者と一緒に大学訪問をしていました。

その企業の人は以前に大学で働いてあり、
大学内の事情については多少知っているということでした。

そのため、話の中で何度か、
大学という場所を

「時間が止まった空間」
と表現していました。

■この表現は何だかわかる気がします。

(ちなみに、この表現をした人も決して批判していわけではありません。

表現方法として使っているだけです。)

私自身よく大学訪問をするのですが、
大学内のキャリアセンターの空気って
そんなにピリピリしていることはないと思います。

それは、民間企業に比べ、日々の売上に追われ、
お客様の要望に応えなければならないという
緊張感というものがないからだと思います。

もちろん毎日がそうとは思いません。

すべての大学がそうとは思いません。

イベントがある日や、
学生調査の電話に追われる日もあるでしょう。

ただ、何かに追われるということが、
一般企業に比べると少ないだろうと思うのです。

これは、公務員と会社員の違いにも通ずるのだと
思います。

■これらはどちらが良い悪いということでは
ないのです。

どちらの環境に身を置いていたいのかということです。

自分としては、
ゆるやかな空間で
ゆったりと仕事をするよりは、

何かに追われながらも、
成果を出すために日々過ごす

環境に身を置いていたいのです。

それは、
「成長」や「やりがい」という観点で
みると、後者のほうがあっているからです。

もちろん、
たまには時間や相手を気にせず
のんびりと仕事が出来たらいいなあと
夢見ることもあります。

ただ、確実に数日で飽きるだろうと思います。

そこには、刺激がないからです。

相手がいて、締めきりがあり、
求められる要望があるからこそ、

時間を気にし、知恵を絞り、
成果を生み出し、お客様に喜んでもらう

それが大きる達成感となるのです。

求めるもので、過ごす環境が違うのは当然のこと。

あなたは何を求め、どういった環境に身を置きたいですか?

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