<99号 深く人と関わること>

最近、自分の傾向について
考えあることがあります。

■今年の1月からダンスを始め、
8月と12月にダンスイベントに参加しました。

12月のイベントのほうが、
8月に比べてダンスにも慣れていて、
上達もしており、

共に踊る人数も多いので、

より楽しめるかな、と思っていました。

しかし、実際に終えてみると、
前回の8月のイベントの方が、
楽しかった気がしたのです。

■またキャリアカウンセラーの資格取得に
向けて勉強している現在ですが、

1次試験を終え、
次からは2次試験対策に入ります。

1次試験は主に自分がどれだけ勉強したか、
ということが問われますが、

2次試験はどれだけ多くの仲間と
ロールプレイングで面談練習をするか、

ということが重要になってきます。

1次試験の前から共に講座を受講した
仲間とグループを作り、
情報交換を行ってきました。

このグループは、総勢10人程度ですが、
初期から関わってきたので、
親しくなっています。

このグループでは、
私がリーダー的な立場にあり、
色々と交流会の企画をしたり、親睦会の
セッティングを行っていました。

もともと私は、率先してリーダーになる
タイプではないのですが、

このグループでは全然苦にならず、
楽しみながら努めていました。

ただ、1次試験が終わり、
2次試験の対策となると

上記に記した通り、
人数が多いほうがいいということで、

より範囲を広げたグループを作ることになりました。

それぞれ別々の3つのグループを
1つにまとめようということになったのです。

そこでもともとのリーダー達が運営委員として
活動していこうということになったのですが、

私自身がイマイチやる気にならないのです。

■参加する人数が多くなれば、
それだけ多くの人と関われるので、
楽しみも増えるかな?

と思っていたのですが、
案外そうでもない。。。

なぜだろう?

そう考えていると、
今までの2つの話には共通点があることに
気が付きました。

それは、

「関わり度合いの深さ」です。

■ダンスにおいては、
8月の最初のイベントの方が、

「小人数」で

「長い時間」

練習をしていました。

たくさん会話しながら、

共に自主練習しながら、

発表会までの時間を過ごし、
本番もやりきったのです。

キャリアカウンセラーの勉強会においても、
1次試験勉強を共に過ごしたグループの方が

より「少ない人数」で

約半年を過ごし、
そこで悩み、辛さ、喜び、目標といった

「深い感情レベルでの関わり」

をしてきたのです。

なぜ、この資格を取得しようと思ったのか、
現状はどんな事を思い、どう生活しているのか、
資格を取得後はどんな生活がしたいのか

といった思いに関することを共有してきたのです。

それぞれを比べると、
そうした「関わり方の度合い」によって

私自身が感じる喜びややる気に大きな
違いがあることに気が付いたのです。

■過去を振り返ってみても、
大勢の人と関わるより、

小人数の人と長く付き合っている
時間の方が多かったのです。

「浅く、広い」

付き合い方よりも、

「深く、狭い」

付き合い方を選んできていたのです。

■今回、改めて自分自身が
どういった環境に一番やりがいを感じるのか、

ということに、

一見関わりのないような
ダンスと勉強会から気が付いたのです。

これはつまり、

自分の日々の行動、習慣にこそ
自分自身の考えや価値観といったものが
でている

ということなのでしょう。

みなさんも、日ごろの行動を振り返ってみては
どうでしょうか?

新たな自分自身の発見、
気づきがあるかもしれません。

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