「事を成し遂げるということは
何かを選び
何かを捨て去ること」
とある漫画を
読んでいた際に出てきた言葉です。
この言葉には
ふと考えさせられるものがありました。
■例えば、
最近まで私(神田)は資格取得に向けて
毎日勉強していました。
勉強時間を確保するということは、
今まで行っていた事柄の時間を削り、
勉強の時間に充てるということです。
つまり、
「資格試験に合格するために、
勉強時間を確保し、
娯楽に費やしていた時間を捨てた」
ということになります。
■何をわかりきった事を言っているの?
そう思う方もいるかもしれません。
しかし、いかに資格を取得したいと思っても、
人によっては、
残業せざるを得ない人もいます。
家族のために時間を取らねばならない人もいます。
交友時間をどうしても確保しなければならない
人もいます。
ついつい怠けてしまう人もいます。
このように、
資格取得するために勉強時間を確保する
とはいっても、人によって
時間の確保の仕方は全然違います。
100%費やす人もいれば、
80%費やす人もいます。
はたまた50%だったり
30%だったりする人もいます。
それは、その人の環境によります。
ただ、確実にいえることは、
100%に近い時間を費やす人のほうが
望む結果に近づくということです。
■それは、言い換えると、
何かを得ようとした際に、
「今までの延長線上のプラスα」
で行うのか、
「選択」と「集中」
で行うのか、
ということになります。
自身が望むことを
「選択」して、
「集中」する方が、
圧倒的に結果を出しやすいのです。
■これが、
資格取得といった程度のことならば、
数か月の期間だけ
「選択」と「集中」を行えば
結果は出るでしょう。
では、
自身の望む人生についてはどうでしょうか?
どのくらいの期間
「選択」と「集中」を行う必要があるでしょうか?
■また、
何を「選択」して、
何に「集中」しますか?
望むものが大きければ大きくなるほど、
必要となる、
「選択」と「集中」も
長期間で、
範囲も狭くなってくるのです。
■そのためには、
周りの人達と同じ生活はできなくなるでしょう。
土日に休むこともできなくなるかもしれません。
家に帰ってテレビを見る時間が無くなるかもしれません。
無駄なおしゃべりができなくなるかもしれません。
娯楽に費やす時間はなくなるかもしれません。
たとえそうだとしても、
成し遂げたい事があるから問題ない、
そう思えるくらい強い想いが必要になるのです。
■本気で何かを成し遂げたいならば、
このくらいの覚悟が必要になるのです。
中途半端な決意と努力ならば、
中途半端な結果と成果しかでないのです。
「事を成し遂げるということは
何かを選び
何かを捨て去ること」
そのために、
「選択」と「集中」を行うべし。
本日は自戒を込めて。