<110号 「事を成し遂げるということは、何かを選び、何かを捨て去ること」である>

「事を成し遂げるということは

何かを選び

何かを捨て去ること」

とある漫画を
読んでいた際に出てきた言葉です。

この言葉には
ふと考えさせられるものがありました。

■例えば、
最近まで私(神田)は資格取得に向けて
毎日勉強していました。

勉強時間を確保するということは、
今まで行っていた事柄の時間を削り、
勉強の時間に充てるということです。

つまり、
「資格試験に合格するために、
勉強時間を確保し、
娯楽に費やしていた時間を捨てた」

ということになります。

■何をわかりきった事を言っているの?

そう思う方もいるかもしれません。

しかし、いかに資格を取得したいと思っても、

人によっては、
残業せざるを得ない人もいます。

家族のために時間を取らねばならない人もいます。

交友時間をどうしても確保しなければならない
人もいます。

ついつい怠けてしまう人もいます。

このように、
資格取得するために勉強時間を確保する
とはいっても、人によって
時間の確保の仕方は全然違います。

100%費やす人もいれば、
80%費やす人もいます。

はたまた50%だったり
30%だったりする人もいます。

それは、その人の環境によります。

ただ、確実にいえることは、
100%に近い時間を費やす人のほうが
望む結果に近づくということです。

■それは、言い換えると、

何かを得ようとした際に、

「今までの延長線上のプラスα」

で行うのか、

「選択」と「集中」

で行うのか、

ということになります。

自身が望むことを

「選択」して、

「集中」する方が、

圧倒的に結果を出しやすいのです。

■これが、
資格取得といった程度のことならば、

数か月の期間だけ
「選択」と「集中」を行えば
結果は出るでしょう。

では、
自身の望む人生についてはどうでしょうか?

どのくらいの期間
「選択」と「集中」を行う必要があるでしょうか?

■また、
何を「選択」して、

何に「集中」しますか?

望むものが大きければ大きくなるほど、

必要となる、
「選択」と「集中」も

長期間で、

範囲も狭くなってくるのです。

■そのためには、
周りの人達と同じ生活はできなくなるでしょう。

土日に休むこともできなくなるかもしれません。

家に帰ってテレビを見る時間が無くなるかもしれません。

無駄なおしゃべりができなくなるかもしれません。

娯楽に費やす時間はなくなるかもしれません。

たとえそうだとしても、
成し遂げたい事があるから問題ない、

そう思えるくらい強い想いが必要になるのです。

■本気で何かを成し遂げたいならば、
このくらいの覚悟が必要になるのです。

中途半端な決意と努力ならば、
中途半端な結果と成果しかでないのです。

「事を成し遂げるということは

何かを選び

何かを捨て去ること」

そのために、
「選択」と「集中」を行うべし。

本日は自戒を込めて。

スポンサーリンク
second




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
second