<114号 情報の鮮度を保つ仕事のやり方とは>

情報には鮮度があると思うのです。

これはインターンシップに来ている学生に
伝えた事です。

■今いる会社(NR)は、
就職支援を行っています。

その中のサービスの一巻として、
企業の人事担当者と一緒に
大学を訪問して、先生に求人の
案内をするというものがあります。

つい先日も都内の大学に
企業4社と一緒に訪問してきました。

そして、
訪問の最後に全員で記念撮影をしています。

これは、

「○月○日に訪問しました」

という記念であり、

先生と人事担当者の関係性作りのための
一つのネタにしてもらえれば
と思い行っているものです。

今回も記念撮影を行い、

その写真をそれぞれの担当者に
メールで送っておいてと
インターンの学生にお願いしました。

私(神田)は、
その後別アポイントがあったので、
帰社したのは就業時間近くだったのです。

そこで、インターンの学生に言われたのです。

「今日は依頼された写真が送れなかったので、
明日送ります」と。

そこで私(神田)は、

「情報には鮮度がある」

ということを伝えたのです。

■「例えばディズニーランドに行った際に
友達に写真を撮ってもらうこともある
よね?

その写真が、
ディズニーランドに

「行った当日」に送ってもらうのと、

「いった翌日」に送られてくるのって、

結構印象って変わらない?

その写真をすぐに現像して、
何かに使うということは
ないと思う。

けど印象は違うと思うの。

そのディズニーランドの楽しさを
当日に振り返って写真でもう一度味わうのと、

一晩寝て、改めて写真で味わうのでは

その出来事に対する感情が違うと思うの」

「だから大学で撮影した写真も同じ。

写真をもらった担当者は、
その写真を使うことはあまりない。

実際にその写真を見るのが
2日後、3日後かもしれない。

けど、翌日よりは当日のほうが、
より記憶に残っているし、
印象に残ると思うのね。

だからこそ
その日の情報となるものは
その日に送ってもらいたいの」

こんな話をしたのです。

■これは印象の話だけでなく、
仕事にも関わってくると思います。

「その日の仕事はその日に終わらせる」

これは仕事の鉄則だと思います。

今日訪問した学校の報告は
今日中にまとめるべきです。

当日にまとめても、
翌日にまとめても、
結果としては同じかもしれません。

ただ、
翌日イレギュラーの事態が発生したら
そのまとめが出来なくなっていまうかもしれません。

当日は覚えていた情報を
翌日には忘れてしまうかもしれません。

何よりも、
仕事のルーチンが確立するまでは
その日のうちに

「やりきる癖」

をつけなければならないのです。

その「やりきる癖」が

「仕事のルーチン」となり、

「作業時間の把握」ができ、

「仕事の全体把握」が可能となり、

「優先順位」をつけることができ、

「生産性の向上」に行きつくのです。

■そして
「生産性の向上」は

「より多くの成果」になり、

「評価、報酬、成長」とつながり、

「自信、やる気」に還元され、

「日々の充実感」へとつながるのです。

その

「日々の充実感」が力となり、

「自身の望むキャリア形成」へとつながっていくことが、

このサイトでお伝えしたいことでもあるのです。

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