<129号 アイデアの源泉は毎日にあり>

私(神田)が好きな作家の一人に
貴志祐介氏がいます。

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高校時代に「青の炎」を読んでから、
その後もずっと読み続けています。

そんな貴志氏が
「エンタテインメントの作り方」

という本を出したので、読んでみると
とても参考になることがあったので、
紹介したいと思います。

■私(神田)も、今では
毎日文章を書いているわけですが、

「何について書こうか」

というアイデアやネタ探しが
一番苦労することです。

では、
何作品も面白い小説を世に出している
作家の方々はどのようにして
アイデアを見つけているのだろうか?

この本では、
貴志氏のアイデア探しの方法が紹介して
ありました。

■「アイデアとは、

天啓のように書き手のもとに

都合よく舞い降りてくるものではない。

日々の気づきの蓄積が、

アイデアの源となるのだ。」

■「ただ
アイデアというものは

最初の段階では

一粒の種のような存在でしかないということだ。」

■「ストックしておいたアイデアは、

他の何かと融合することによって

突然開花することがある。

アイデアを育むためには、

刺激が必要だ。

自分をさまざまな刺激にさらして

揺さぶりをかける必要がある。

そうすることでいつもと

違う視点が開かれる。」

■「社会との接点を

持つことは不可欠であり、

職場は最高の情報源である。

身の回りのリアルな情報が

自分だけのオリジナリティあふれる

アイデアを生む第一歩である。」

■このようにして
アイデアを見つけ、

磨き上げながら
小説を作りあげている
ということがわかりました。

そのために、メモは必須で、
アイデアノートなるものも
使っているとのことでした。

こうした日々の小さな努力の積み重ねが、
大作を作っていくのだと思うと、

毎日の過ごし方というものを
改めて考えさせられるのです。

■漫然と毎日を過ごしていたら、
きっと気づかずに、
通り過ぎてしまう事って
たくさんあると思います。

それは、

職場での出来事や人間関係、

人の会話や周りの風景、

テレビのCMやポスター

といった

様々な「素材」に含まれているのです。

そしてそれは、アイデアの「素材」だけでなく、

日々を楽しく過ごす「素材」であり、

人間関係を円滑にする「素材」であり、

コミュニティーを大きくする「素材」であり、

充実した毎日を送る「素材」であり、

人生を豊かにする「素材」といった

様々なものに通ずるのです。

日常生活の中にある「素材」は

まさに「天然資源」であり、

人や物との関わりの中にあるのです。

だからこそ、

人との関わりは大切であり、

日々の過ごし方が自身の将来を決めていくのです。

有意義な将来を過ごしたいならば、

今という毎日を充実したものにする必要が
あると思うのです。

■アイデアを見つけるためには、

「日々のアンテナの立て方」

「日々努力の積み重ね」

が重要である、

そう学んだのと同時に、

それは、

「人生を有意義に過ごす」

ためにも通ずることだと思ったのです。

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