昨日は、キャリアカウンセラー資格取得の
二次試験対策として、ロールプレイングの
練習に参加してきました。
ロールプレイングに参加するのは、
2回目です。
前回は、初めてということもあり、
そんなに本格的には行わず、
肩慣らし~という感じでした。
ただ、
今回のロールプレイングは、
主催してくれている方が、
前回の試験の合格者達ということもあり、
運営もスムースで、
内容も濃く、すでに資格を取得している
ホルダーさんの参加も多かったのです。
そうした環境での
ロールプレイングは、
学ぶものがとても多かったのです。
■まず思ったのは、
効率よく学びたいならば、
「学ぶに適した場所」
でやりましょうということ。
今の時代、情報だけならば
どこにいても得ることができます。
しかし、その情報が使えるものなのか
ということは、
実践してみなければ
わからないのです。
そして実践するにしても、
「その情報の有用性を判断できる人」
がいることが重要になります。
どんなに自分が有用だと思っても、
経験者からすると違うこともあるはずです。
だからこそ、
新たな事を学ぶならば、
「学ぶに適した場所」で
「教わるに足る人」から
学ぶことが必要だと思うのです。
■ただ今回一番感じたことは別にあります。
それは、
「言葉で定義する」
ことの大切さです。
私(神田)の例でいうと、
私(神田)にとっての、
「キャリアカウンセリングとは何か」
ということがわかっていないまま
ロールプレイングをしていたのです。
勿論、何となくはわかっていました。
「クライエントの感情に寄り添いながら、
解決するためにアドバイスするのではなく、
クライエント自らが気づくような質問をする」
といった感じです。
■しかしこれってはっきりと
キャリアカウンセリングを定義したもの
ではないのです。
私(神田)の中にあるイメージを
何となく言葉にしてみただけなのです。
「キャリアカウンセリングとは何か」
「キャリアカウンセリングとは
何をすることなのか」
「キャリアカウンセリングで自分は
何を提供できるのか」
という事を、
「言葉で定義」
していなかったのです。
■「言葉で定義」
していないということは、
「今自分が何をしているのかわかっていない」
ということなのです。
キャリアカウンセリングのロールプレイングを
行いながらも、
自分が今キャリアカウンセリングで
クライエントに何を提供しているのかを
わからないまま行っているということなのです。
「今自分が何をしているのかわかっていない」
ならば、
「自分が求める結果が出ない」
のは至極当然のことですよね?
だからこそ、何事においても、
「言葉で定義する」
ことが重要なのです。
「言葉で定義する」
ことなしに
「求める結果を得る」
ことは無いといっても過言ではないと思うのです。
■そしてこのことは、
実は過去の勉強会でも
何回も聞いてきたことだった
ということに気が付きました。
「ビジネスとは何か?
企画書とは何か?
まずは
言葉で定義しましょう」
「今の自分から変わりたい?
ではなりたい姿を言葉にしてみましょう」
ここ一か月の間に
こうしたことを二回も聞いているのです。
しかしまだ自分には
わかっていなかったのか、
ということに気づくことができました。
■もしかしたら、
まだまだこのように言葉にできていないこと
はたくさんあるのかもしれません。
皆さんも、自分の生活で、
言葉にできていないことがあるかもしれません。
よかったら一度考えてみてはどうでしょうか?