<131号 「言葉で定義」することがすべての出発点である>

昨日は、キャリアカウンセラー資格取得の
二次試験対策として、ロールプレイングの
練習に参加してきました。

ロールプレイングに参加するのは、
2回目です。

前回は、初めてということもあり、
そんなに本格的には行わず、
肩慣らし~という感じでした。

ただ、
今回のロールプレイングは、
主催してくれている方が、
前回の試験の合格者達ということもあり、

運営もスムースで、
内容も濃く、すでに資格を取得している
ホルダーさんの参加も多かったのです。

そうした環境での
ロールプレイングは、
学ぶものがとても多かったのです。

■まず思ったのは、

効率よく学びたいならば、

「学ぶに適した場所」

でやりましょうということ。

今の時代、情報だけならば
どこにいても得ることができます。

しかし、その情報が使えるものなのか
ということは、

実践してみなければ
わからないのです。

そして実践するにしても、

「その情報の有用性を判断できる人」

がいることが重要になります。

どんなに自分が有用だと思っても、
経験者からすると違うこともあるはずです。

だからこそ、
新たな事を学ぶならば、

「学ぶに適した場所」で

「教わるに足る人」から

学ぶことが必要だと思うのです。

■ただ今回一番感じたことは別にあります。

それは、

「言葉で定義する」

ことの大切さです。

私(神田)の例でいうと、

私(神田)にとっての、

「キャリアカウンセリングとは何か」

ということがわかっていないまま
ロールプレイングをしていたのです。

勿論、何となくはわかっていました。

「クライエントの感情に寄り添いながら、
解決するためにアドバイスするのではなく、
クライエント自らが気づくような質問をする」

といった感じです。

■しかしこれってはっきりと
キャリアカウンセリングを定義したもの
ではないのです。

私(神田)の中にあるイメージを
何となく言葉にしてみただけなのです。

「キャリアカウンセリングとは何か」

「キャリアカウンセリングとは
何をすることなのか」

「キャリアカウンセリングで自分は
何を提供できるのか」

という事を、

「言葉で定義」

していなかったのです。

■「言葉で定義」

していないということは、

「今自分が何をしているのかわかっていない」

ということなのです。

キャリアカウンセリングのロールプレイングを
行いながらも、

自分が今キャリアカウンセリングで
クライエントに何を提供しているのかを
わからないまま行っているということなのです。

「今自分が何をしているのかわかっていない」

ならば、

「自分が求める結果が出ない」

のは至極当然のことですよね?

だからこそ、何事においても、

「言葉で定義する」

ことが重要なのです。

「言葉で定義する」

ことなしに

「求める結果を得る」

ことは無いといっても過言ではないと思うのです。

■そしてこのことは、
実は過去の勉強会でも
何回も聞いてきたことだった
ということに気が付きました。

「ビジネスとは何か?

企画書とは何か?

まずは
言葉で定義しましょう」

「今の自分から変わりたい?

ではなりたい姿を言葉にしてみましょう」

ここ一か月の間に
こうしたことを二回も聞いているのです。

しかしまだ自分には
わかっていなかったのか、
ということに気づくことができました。

■もしかしたら、
まだまだこのように言葉にできていないこと
はたくさんあるのかもしれません。

皆さんも、自分の生活で、
言葉にできていないことがあるかもしれません。

よかったら一度考えてみてはどうでしょうか?

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