<141号 素直な人ほど「自分のスタイル」を持つべきなのです>

昨日も夜からキャリアカウンセリングの
自主勉強会に参加してきました。

2月末の試験に向けて、
着々と進んでいます。

■ただ、確実に合格できるレベルに
至りますか?と聞かれたら、

「むずかしいかもしれない」

と答えるでしょう。

なぜなら、

「正解なき試験」だからです。

私(神田)が今勉強している

「キャリアカウンセリング」とは、

相談に来たクライエントの話を聞くことで、
クライエントが心を開き、対話の過程で
自分の過去の体験を振り返り、
自分自身で気づくお手伝いをすることです。

そのため、
例え同じ「転職したい」という事例であっても
人が違えば違う内容になります。

まさに「十人十色」なのです。

現場も生もの。

同じ資格取得者であっても、
対応は違うだろうし、聴きかたも違う。

顔の表情や声の調子だけでも
クライエントが受ける印象は変わり、

「この人に話したい」
そう思ってもらえるかどうかは
かなり違います。

■だからこそ、自主練習していると

「その人が思う」

アドバイスをたくさんもらうのです。

そのアドバイスはその人にとっての
最善のものかもしれない。

しかし、そのアドバイスは
別の人からすると最悪のものかもしれない。

受け入れるも、聞き流すも本人次第。

他人のアドバイスをすべて聞く
素直な人が受かるかといえばそうでもなく、

自分の考えをつらぬき通す
頑固な人が受かるかといえばそうでもないのです。

勉強熱心な人が受かるかといえばそうでもなく、

ぶっつけ本番の人が受かりにくいかといえば
そうでもなく、

その辺りがとても微妙なのです。

■その際に必要なのが、

「自分のスタイル」

を持つことなのです。

それは、

「自分の軸」

「自分の芯」

とも言い換えることができます。

答えがないからこそ、

「自分のスタイル」

をもっていないと、
周りの人のアドバイスに流され、
何すればいいのかわからなくなるのです。

「自分がわからなくなってきた」

これは勉強会で仲間が言っていた言葉です。

まさに色々な人からのフィードバックで
どうすればいいのかわからなくなっているようでした。

それを回避するためにも、

「自分のスタイル」

「自分の軸」

を持つ必要があるのです。

■これは人生を過ごす上でも同じことです。

日々の日常に流されていたら、
自分が何をしているのかわからなくなるでしょう。

会社に行って降りかかってくる
仕事をこなすだけでは、

それだけで一日が終わり、
自分の時間を過ごしていないように
感じるかもしれません。

自分の目標がないと、
誰かが敷いた人生のレールにのっているように
感じるかもしれません。

これも表現は変われど、

「自分のスタイル」

がないことにからくるものです。

人生の場合、

「夢」

「目標」

「使命」

「ミッション」

「在りたい姿」

このような表現になるかもしれません。

上記のような

「生きる上で
自身の方向性がブレないための指針」

を持っていなければ、
人生という大海原を漂ってしまうのは
目に見えているでしょう。

■航海には

「地図」

が必要です。

また、

「地図」

に向かうための、

「コンパス」

が必要です。

同じように、

「人生」にも

「地図」と「コンパス」

が必要です。

「あなたの人生の目的」

「あなたの在りたい姿」

が必要なのです。

少しの時間でもよいので、
皆さんも自分自身について考えてみてはどうでしょうか?

スポンサーリンク
second




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
second