昨日も夜からキャリアカウンセリングの
自主勉強会に参加してきました。
2月末の試験に向けて、
着々と進んでいます。
■ただ、確実に合格できるレベルに
至りますか?と聞かれたら、
「むずかしいかもしれない」
と答えるでしょう。
なぜなら、
「正解なき試験」だからです。
私(神田)が今勉強している
「キャリアカウンセリング」とは、
相談に来たクライエントの話を聞くことで、
クライエントが心を開き、対話の過程で
自分の過去の体験を振り返り、
自分自身で気づくお手伝いをすることです。
そのため、
例え同じ「転職したい」という事例であっても
人が違えば違う内容になります。
まさに「十人十色」なのです。
現場も生もの。
同じ資格取得者であっても、
対応は違うだろうし、聴きかたも違う。
顔の表情や声の調子だけでも
クライエントが受ける印象は変わり、
「この人に話したい」
そう思ってもらえるかどうかは
かなり違います。
■だからこそ、自主練習していると
「その人が思う」
アドバイスをたくさんもらうのです。
そのアドバイスはその人にとっての
最善のものかもしれない。
しかし、そのアドバイスは
別の人からすると最悪のものかもしれない。
受け入れるも、聞き流すも本人次第。
他人のアドバイスをすべて聞く
素直な人が受かるかといえばそうでもなく、
自分の考えをつらぬき通す
頑固な人が受かるかといえばそうでもないのです。
勉強熱心な人が受かるかといえばそうでもなく、
ぶっつけ本番の人が受かりにくいかといえば
そうでもなく、
その辺りがとても微妙なのです。
■その際に必要なのが、
「自分のスタイル」
を持つことなのです。
それは、
「自分の軸」
や
「自分の芯」
とも言い換えることができます。
答えがないからこそ、
「自分のスタイル」
をもっていないと、
周りの人のアドバイスに流され、
何すればいいのかわからなくなるのです。
「自分がわからなくなってきた」
これは勉強会で仲間が言っていた言葉です。
まさに色々な人からのフィードバックで
どうすればいいのかわからなくなっているようでした。
それを回避するためにも、
「自分のスタイル」
「自分の軸」
を持つ必要があるのです。
■これは人生を過ごす上でも同じことです。
日々の日常に流されていたら、
自分が何をしているのかわからなくなるでしょう。
会社に行って降りかかってくる
仕事をこなすだけでは、
それだけで一日が終わり、
自分の時間を過ごしていないように
感じるかもしれません。
自分の目標がないと、
誰かが敷いた人生のレールにのっているように
感じるかもしれません。
これも表現は変われど、
「自分のスタイル」
がないことにからくるものです。
人生の場合、
「夢」
「目標」
「使命」
「ミッション」
「在りたい姿」
このような表現になるかもしれません。
上記のような
「生きる上で
自身の方向性がブレないための指針」
を持っていなければ、
人生という大海原を漂ってしまうのは
目に見えているでしょう。
■航海には
「地図」
が必要です。
また、
「地図」
に向かうための、
「コンパス」
が必要です。
同じように、
「人生」にも
「地図」と「コンパス」
が必要です。
「あなたの人生の目的」
と
「あなたの在りたい姿」
が必要なのです。
少しの時間でもよいので、
皆さんも自分自身について考えてみてはどうでしょうか?