<142号 本当の「共感」をあなたは感じたことがありますか?>

昨日は、「共感力トレーニング」に
参加してきました。

「共感力トレーニング」とは、

NVCのエンパシーカードを使って、

「共感」を体感しながら、

「誰かの大切にしていることを大切にする」

ということを感じる場です。

畳の上でゆっくりしながら、
しばし、共感すること、
共感されることを感じることができるのです。

ちなみに、
NVCとは、 Non-Violent Communicationといい、

マーシャル・ローゼンバーグ氏が体系化した
コミュニケーション法で、

対話により対立を尊重へと変化させていく方法です。

■いま、私(神田)は、
キャリアカウンセラーの資格取得に
向けて日々勉強しているわけですが、

そこで重要なのが、クライエントに

「共感する」

ということです。

この相手に「共感する」ということは、
一見簡単そうに思えます。

しかし、勉強を進めていくと、

「本当の共感って何だろう?」

そう思うようになりました。

周りの仲間にも、

「共感できない」

「共感しているように見られない」

といった悩みがあるようなのです。

実際、人の話に共感しているようでも、
他の事を考えていることって
日常生活でありますよね(笑)

それはつまり、
もしかしたら自分が共感してもらっている
と思っていても、
相手も同じように他の事を考えている
かもしれないということ。

だからこそ、本当に共感し、共感される
ということは難しいのかもしれません。

■そんな中、この「共感力トレーニング」では、

『心が動いたこと』

という題目で、話をし、

その話に対して聞き役が、

「話し手の人はどのように感じているのだろう」

ということを

『感情のカード』

で示します。

次にその『感情のカード』を話し手に選んでもらい、

選ばれた『感情のカード』は、

「話し手のどんなニーズが満たされた、
もしくは
満たされていないからそのように感じたのだろう」

ということを

『ニーズのカード』にて

聞き役が提示していくという流れです。

この流れを体験することで、

話し手は「共感された」

聞き手は「共感する」

ということを感じていくのです。

言葉で説明すると、わかりずらいかもしれません。

実際に体験してもらうのが一番早い(笑)

私(神田)は、今回で4回目の
共感力トレーニングの受講でした。

回数を重ねるにつれ、
感じることは変わってきます。

初回は、相手の感じていることを

「当ててやろう」

そう思っていました。

しかし、
二回目になると、

「そんな風に感じているのね」

と相手の感情を素直に受け入れることが出来ました。

三回目には、

「全員で話し手のこの感情を共有している」

という不思議な感覚になりました。

今回は慣れてきたからなのか
とてもリラックスでき、

眠くなってしまうほどでした(笑)

ただ、本当の意味での

「共感される」こと

を感じたのです。

■この「共感される」
という感覚を、

私のクライエントの方にも感じてほしい、
改めてそう思うのです。

「共感される」
ということは相手がいなければ
できないことです。

人と人との関わりやつながり
でしか得ることができないものだと
思うのです。

そして、勉強したからこそ気づいた

「共感」

の心地よさと難しさ。

もしかしたら世の中の多くの人は
知らないかもしれない。

であるならば、
私(神田)が伝えていきたい。

伝えれるようになりたい。

そんな決意で今日は締めくくりたいと思います。

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