私(神田)は今、
就職支援の仕事をしています。
現大学4年生への支援がメインです。
色々な大学を周っていても
まだどの大学でも1.2割の学生が就職が
決まっていない状態です。
大きい大学からすると
100人規模の未内定者がいるのです。
■最近でも
様々な大学内で学内セミナーを
開催しているのですが、
そこにな様々な理由で就職が決まっていない
学生がいます。
「なかなか内定がもらえないのです・・・」
「今まで希望の業界に絞っていて、
最近になって方向転換したので・・・」
「面接になると緊張して・・・」
よくある就活生の悩みですよね。
そして、
こんな学生もいます。
「お金が無くなったので、就活を一時的に
やめていました」
「おばあちゃんの面倒を見なければ
ならないので、就活できないのです」
なるほど・・・
大変なんだろうけど・・・
疑問、質問が色々と出てきますよね(笑)
さらには、
こんな学生もいます。
「キャリアセンターの先生から言われて来た
だけなんで・・・」
「できれば働きたくないんですよね」
おやおや、いったこれからどうするんだろう(笑)
本当に色々な考えを持った学生がいるものです。
ただ、そんな色々な考えを持った学生がいることは
悪い事なのでしょうか?
■一概に悪いことではないでしょう。
ただ良いことでもないと思います。
しかし4月から働くのに、
この2月にまだそんな甘いことを言っている
学生がいるのが現状です。
それをその学生だけのせいにしていられない
のが実情だと思うのです。
いくら大学生で20歳を超えて
もう大人の仲間だといっても、
いかんせん社会人経験というものがないため、
まだまだ経験不足というのが現実。
周りの大人が何かしらの手助けが
できなかったのだろうか?
そう思うこともあります。
そんな社会環境のせいにしても
しようがないので、
私(神田)は、私にできることを
やりたいと思うのです。
■それは、甘っちょろいことを言っている
学生に意見やアドバイスをすることでは
ないと思うのです。
実際はとても諭したくなるのです。
人生の経験者として伝えたいことは
たくさんあるのです。
アドバイスしたくなるのです。
しかし、
「人は他人からのアドバイスでは変わらない」
そう思うのです。
どんなにいい話を聞いても、
自分で何かをやろうと思わない限り
変化しないのです。
特に大学生までは
「与えられ慣れている」
のです。
親から、先生から、学校から、社会から
色々なものを与えられて育ってきました。
ただ、これからは自らで
「つかみとっていかなければならない」
のです。
それが社会に出るということ。
受動的でよかった今までの環境から、
能動的に自ら求めていかなければならないのです。
だからこそ
「人は自分で決めたことでしか変われない」
そしてそのためには、
「自分で問題に気づくこと」
が必要になるのです。
■これは何も学生に限ったことではありません。
すでに社会人であっても、
会社から与えられる仕事をしているだけだと
ある意味学生と変わらないかもしれません。
今までの延長線上で仕事をしているだけかも
しれません。
そこに
「自ら動く」
という能動的な意思がなければ、
何ら変わりはないのです。
言い換えると、
「自分の人生を自分で決めていますか?」
こういうことかもしれません。
会社のルールで、親からの期待から、
周囲の目線から、パートナーの要望で
自分の道が決めれれているように感じませんか?
「自分の人生は自分で決める意思」
これこそが
すべての出発点だと私(神田)は
思うのです。
■だからこそ就活中の学生にも、
「自分の人生は自分で決める」ためにも、
自分自身で就職の道を選んで
もらいたいのです。
そのために、アドバイスではなく、
「自ら決める」ための
お手伝いをしているのです。
それが、
「キャリアカウンセリング」
なのです。
学生の話に集中して聴くことで、
相手が考えている感情の奥にあるニーズを
聴き取り、
そこに深く関わることで
自分自身で気づいていくお手伝いをしている
のです。
これが私が今、全力でできることなのです。