<143号 今の自分に出来る事を全力でやる>

私(神田)は今、
就職支援の仕事をしています。

現大学4年生への支援がメインです。

色々な大学を周っていても
まだどの大学でも1.2割の学生が就職が
決まっていない状態です。

大きい大学からすると
100人規模の未内定者がいるのです。

■最近でも
様々な大学内で学内セミナーを
開催しているのですが、

そこにな様々な理由で就職が決まっていない
学生がいます。

「なかなか内定がもらえないのです・・・」

「今まで希望の業界に絞っていて、
最近になって方向転換したので・・・」

「面接になると緊張して・・・」

よくある就活生の悩みですよね。

そして、
こんな学生もいます。

「お金が無くなったので、就活を一時的に
やめていました」

「おばあちゃんの面倒を見なければ
ならないので、就活できないのです」

なるほど・・・
大変なんだろうけど・・・

疑問、質問が色々と出てきますよね(笑)

さらには、
こんな学生もいます。

「キャリアセンターの先生から言われて来た
だけなんで・・・」

「できれば働きたくないんですよね」

おやおや、いったこれからどうするんだろう(笑)

本当に色々な考えを持った学生がいるものです。

ただ、そんな色々な考えを持った学生がいることは
悪い事なのでしょうか?

■一概に悪いことではないでしょう。

ただ良いことでもないと思います。

しかし4月から働くのに、
この2月にまだそんな甘いことを言っている
学生がいるのが現状です。

それをその学生だけのせいにしていられない
のが実情だと思うのです。

いくら大学生で20歳を超えて
もう大人の仲間だといっても、

いかんせん社会人経験というものがないため、
まだまだ経験不足というのが現実。

周りの大人が何かしらの手助けが
できなかったのだろうか?

そう思うこともあります。

そんな社会環境のせいにしても
しようがないので、

私(神田)は、私にできることを
やりたいと思うのです。

■それは、甘っちょろいことを言っている
学生に意見やアドバイスをすることでは
ないと思うのです。

実際はとても諭したくなるのです。

人生の経験者として伝えたいことは
たくさんあるのです。

アドバイスしたくなるのです。

しかし、

「人は他人からのアドバイスでは変わらない」

そう思うのです。

どんなにいい話を聞いても、
自分で何かをやろうと思わない限り
変化しないのです。

特に大学生までは

「与えられ慣れている」

のです。

親から、先生から、学校から、社会から

色々なものを与えられて育ってきました。

ただ、これからは自らで

「つかみとっていかなければならない」

のです。

それが社会に出るということ。

受動的でよかった今までの環境から、
能動的に自ら求めていかなければならないのです。

だからこそ

「人は自分で決めたことでしか変われない」

そしてそのためには、

「自分で問題に気づくこと」

が必要になるのです。

■これは何も学生に限ったことではありません。

すでに社会人であっても、
会社から与えられる仕事をしているだけだと
ある意味学生と変わらないかもしれません。

今までの延長線上で仕事をしているだけかも
しれません。

そこに

「自ら動く」

という能動的な意思がなければ、
何ら変わりはないのです。

言い換えると、

「自分の人生を自分で決めていますか?」

こういうことかもしれません。

会社のルールで、親からの期待から、
周囲の目線から、パートナーの要望で

自分の道が決めれれているように感じませんか?

「自分の人生は自分で決める意思」

これこそが
すべての出発点だと私(神田)は
思うのです。

■だからこそ就活中の学生にも、

「自分の人生は自分で決める」ためにも、

自分自身で就職の道を選んで
もらいたいのです。

そのために、アドバイスではなく、

「自ら決める」ための

お手伝いをしているのです。

それが、

「キャリアカウンセリング」

なのです。

学生の話に集中して聴くことで、
相手が考えている感情の奥にあるニーズを
聴き取り、

そこに深く関わることで
自分自身で気づいていくお手伝いをしている
のです。

これが私が今、全力でできることなのです。

スポンサーリンク
second




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
second