<145号 環境を整えてこそ実力が出せるのである>

2月28日の試験に向け、
毎週ロールプレイングで実践の
練習をしています。

昨日のロールプレイングで
新たな課題、発見があったので
お伝えしたいと思います。

■いつものようにロールプレイングを
始めたのですが、

何かがいつもと違う

そう感じていました。

実際にロールプレイングを終了し、
クライエント役、オブザーバー役の方々から
フィードバックをもらったのですが、
その内容が今までに無いものだったのです。

「冷静すぎるように感じた」

「共感していないように思える」

「興味がないのかと思った」

そうなのです。

話の内容というより、
私(神田)の表情や態度の部分への
指摘をたくさんもらったのです。

自分で言うのもなんですが、
私(神田)はどちらかというと
人当たりが良いほうです(笑)

「笑顔が素敵だね」

「爽やかですね」

「いい人そう~」

日常では、こういうコメントをもらう
ことが多いです。
(自分で言うのも恐縮ですが(笑))

それなのにまったく違う表情になっていた。

これはいったいどういうことだろう?

そこで今までのロールプレイング
との違いを考えたのです。

■今までとの違いは大きく3つ見つけました。

1、スーツ着用だった。

2、クライエントが女性だった
(実は練習で女性クライエントとやるのは
初めてだったことに気付きました)

3、バインダーを手に持っていた。

■スーツを着ると仕事モードのスイッチが入り、
問題解決をしようとする人がいる

という話は聞いていました。

私(神田)は、スーツを着て仕事している際も
そこまで問題解決型になるとは思っていなかった
のですが、

もしかしたら仕事モードというのがあるのかも
しれないことを感じました。

そう考えると、
服装というのはとても大切なポイントになります。

実際、服装は第一印象を判断する大きな要因に
なると思うので、

相手にどう見られたいのか、
自分がどう見られたいのか、

それを意識した服装選びが必要になってくると
思います。

本番の服装を考えておかねばならないのです。

■クライエントが女性だった。

今までのクライエント役が全員男性だったので、
もしかしたら安心していたのかも
しれません。

そのため、女性だと緊張した!?

確かに同性の方がより立場や境遇が
似ている部分があると思うので、
共感しやすいという事はあると思います。

ただ、普段女性と話す際に緊張することはないので、
その可能性はないと思うのですが、
心構えは必要なのかとも考えるものです。

■バインダーを持っていた。

実はこれが一番大きな要因だったのでは
ないかと思っているのです。

普段練習の際は、
手に何も持たずにやっていました。

ただ今回は初めてバインダーを手に持って
行いました。

本番もクライエント情報が記載された
バインダーを渡されると聞いていた
からです。

ただ、何となくバインダーを持つことで、

「違和感を感じる」

「制限されている」

「何だか気になる」

そんな気がしたので、
些細な事だと思うのですが、
手には何も持たないというスタンスで
臨みたいと思うのです。

■上記三つが要因かははっきりとは
わかりません。

ただ、少しでも普段の自分と
違う状況になる可能性があるのならば
それは無くしておいたほうがいいと思うのです。

試験であり、
本番があり、
緊張することがわかっているからこそ
準備できることはあるはずです。

通常ならば、
試験対策の内容に関する事を
集中して学ぶと思うのですが、

本番で全力が出せるための
環境を整えることも
とても重要な要素だと思うのです。

服装、当日の心構え、
ウォーミングアップ、緊張をほぐす何か
だったりというものも
しっかりと用意し、

万全の状態で本番に挑みたいと思うのです。

一番悔いが残るのが、
いつもの自分が出せなかったこと
だと思うのです。

練習でできたことが本番でできない
ということが、一番悔しいと思うのです。

だからこそ、
本番に全力が出せるために
環境を整ることについても
考慮しておくべきだと思うのです。

それが試験に挑む上での重要ポイントなのです。

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