昨日は、大学4年生向けの就職支援イベントを
開催していました。
その際に、就職相談会という時間も設け、
学生の就職相談を受けながら簡単なセミナーも
実施したのです。
■そこで、
「自分の強み」
について、という話がでてきました。
エントリーシートでも面談の場でも、
よく「あなたの強みはなんですか?」
という質問がでてきます。
その際の自分の強みって何だろう?
となってしまうのです。
確かに大人になってもなかなか
「自分の強みはコレだ!」
とはっきり名言するのは難しいと思います。
それが、まだまだ人生経験が浅い学生に求めても
すぐには答えはでてこないでしょう。
ただ、その際にこんな話がありました。
「ではなぜ企業側は学生の強みを聞くと思う?」
そうなのです!
質問には必ず意図があるのです。
単なる気まぐれで質問するようなことは
ありません。
だからこそ、その質問の意図がわかった上で
書いたりしゃべったりするのでは
大きな違いがでてくるのです。
ここでは、
「企業側は、入社した後に学生に活躍してもらいたいから、
どんな場面で活躍できるのかを強みからイメージしている
んだよ」
ということをお伝えしています。
そういう観点で考えてみると
少しはイメージがわきやすくなるのでは
ないでしょうか?
■本当に実際に社会で働いている社会人にしてみても
自分の強みをはっきりと断言するのって難しいですよね?
学生時代に話をしたことなんて覚えていないのでは(笑)
また、私(神田)は、仕事をしていくうちに、
学生時代に使っていた強みと、
今自分が思う強みは全然違います。
それは仕事をする上で成長したということもあります。
ただ、今考えると、当時の強みの表現の仕方も
甘かったと思えるのです。
今だからこその捉え方
というものを学生に伝えていけたらと思います。
■ちなみに強みを見つけるためのポイントが
あります。
それは、まず
「具体的なエピソードのある強みをピックアップ」
そして、それを
「抽象化する」
そして、その抽象化した内容を
「その会社の仕事内容に寄せて、つくりあげていく
というもの。
転職の際にも使えるかもしれませんね♪
■最後に強みってなんなの?
という話。
私(神田)が思うに、
「究極の思い込み」
だと思うのです。
自分が自分の強みだと思うことが
自分の強みなのです。
それを信じこめばいいのです。
というかそれ以外にはないのです。
自分では気づいていない事を
周りの人から教えてもらうということはあります。
ただその後は、それを自分の強みだと
自分自身で納得できるかどうかなのです。
むしろ思いこんだほうがいい(笑)
だれにも迷惑がかからないし、
それが自信につながっていくから。
就活生だけでなく、すべての働く大人にも通ずる
ことだと思います。
■「自分の強みを把握して、
それを活かして仕事をする」
このような働き方ができたならば、
毎日が充実すると思うのです。