さて、今日は「Buisiness Model YOU」
というワークショップに参加してきました!
現在提供している価値や自分の価値観、
お客様は誰なのか?ということを
フレームを使って再確認したのです。
■自分は初めてのトライだったのですが
まだまだ考えや作り込みが足りないことを痛感しました。
特に「お客様は誰なのか?」
ということが不明確だったのです。
ビジネスをする以上、
その価値を提供する先であるお客様がいます。
しかし、提供先であるお客様が誰かわからなかったり、
迷ってウロウロしていたり、
まごまごしたりしていれば、
確実に自分のサービスはお客様へは届きません。
逆にお断りされるかもしれません。
お客様へ届けたいならば、
どんなお客様へ自分の価値を提供したいかを
はっきりさせておかねばならないのです。
当然といえば当然なことなのですが、
わかっていなかったのです。
わかったつもりになっていたのでしょうね。
それをフレームに当てはめ、
改めて考えることで浮き彫りになりました。
■今回のワークショップでの一番の気付きは、
「自分のことについて
じっくりと考える時間を確保しているか」
ということ。
普段の生活でも考えているようで、
全然考えていないことに気がついたのです。
日常生活において、
集中して一つの物事を考えるというのは
容易にはできません。
時間に制限があったり、
周りにいる人に声をかけられたりします。
また、考えようと思っても、
すぐに思考があっちにいったり、こっちにいったり
してしまうのです。
自分一人で集中して一つの物事を考えるには
それなりの訓練が必要なのです。
それが難しい時には、
そのような環境になれる「場」に行けばいいのです。
同じように仲間がいれば
やらざるを得ないですから。
つまり、
「時間を天引きする」
ということです。
■セミナーやワークショップは
新たな知識や気付きを得るということと、
その時間だけでも自分について考えるという
「時間の天引き」という要素もあるのです。
ここで聞いたことはあると思いますが、
とあるきこりの話をご紹介したいと思います。
書籍『7つの習慣』に記されている有名な話です。
以下、引用(432ページより)。
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森の中で木を倒そうと、
一生懸命ノコギリをひいているきこりに出会ったとしよう。
「何をしているんですか」
とあなたは訊く。
すると
「見れば分かるだろう」
と、無愛想な返事が返ってくる。
「この木を倒そうとしているんだ」
「すごく疲れているようですが…。
いつからやっているんですか」
あなたは大声で尋ねる。
「かれこれもう五時間だ。
くたくたさ。大変な作業だよ」
「それじゃ、少し休んで、
ついでにそのノコギリの刃を研いだらどうですか。
そうすれば仕事がもっと早く片付くと思いますけど」
あなたはアドバイスをする。
「刃を研いでいる暇なんてないさ。
切るだけで精一杯だ」
と強く言い返す。
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■さて、どうでしょう?
皆さんは、この木こりのことを笑えるでしょうか?
わかっているつもりでも、
ふと今の時間の過ごし方を振り返ると、
日常の生活に追われ、
ただただ作業を行ってしまっていることって
ありますよね。
「刃を研ぐ時間を天引きして確保する」
そして
「自分の生産性の向上に努める」
すべてのことに通ずるのではないでしょうか?
この機会に自分の時間の使い方を振り返ってみてはどうでしょう。