<229号 インプットとアウトプットについての考察>

昨日は一日中、企業内研修を行っていました。

午前中は全社員を対象としていて、
「仕事について考える」という研修を
行いました。

午後は、ワークショップ形式で
全業務の棚卸を行い、
「PDCAサイクル」についての再確認。

最後、夕方には、本年度の新卒メンバー対象に
グループコーチングを行い、
「自身の夢と今の仕事の関連性」を考えたのです。

■構成から内容まで、すべて私(神田)が考えて
実施しました。

内容については早く決まったのですが、
それをわかりやすく資料化することのほうが
大変でした。

そう考えると、自分の中にある知識や情報は
充分にあったということに気が付きました。

そして自分を振り返ると、
とても多くの事を学んできたことをしみじみと思います。

内容の多くは、
ここ数年間で得た情報や知識がほとんどでしたが、
伝えることができることはもっと多くあると思います。

そして研修を終えた今、
もっと伝えたい、と思ったのです。

■今までの時間の使い方は
多くがインプットの時間に費やしていました。

新たな世界に出会うと、
もっとその世界のことを知りたい、と思うので
時間とお金を使い学びにいくのです。

そうして新たな知識を習得していくのです。

そうしたインプットの時間は
自分にとって、とても充実した時間でした。

もともと勉強することや
知識を得ることは好きだったので
とても楽しかったです。

ただ、今回丸一日をアプトプットに費やした時、
これはまた今までと違う達成感がありました。

心地よい疲労感があるのです。

■また受講した社員から感想を聞いて、

「学ぶものがたくさんありました」

「なぜ今まで上手くいかなかったのかがわかり、
腑に落ちました。」

「悩みを解決する参考になりました」

そんな感想をもらってとても嬉しかったのです。

インプットから得る喜びは

「自分一人で感じる喜び」

です。

これでも満足感や充実感はあります。

ただ
アウトプットから得る喜びは

「自分も喜び、相手も喜んでもらえる二重の喜び」

なのです。

また、自己肯定感や自尊心というものは、
一人だけでは育むことができず、

他人からのフィードバックや声かけがあって
はじめて育っていくとすると

やはり相手からの言葉というものは
とても心地よいエネルギーになるのです。

一人で得るエネルギーとは違う要素がある
格別なエネルギーです。

このエネルギーは心の充実感を満たしくれるのです。

満足感を味わせてくれるのです。

インプットの喜びと
アウトプットの喜びを
両輪でバランスよく感じることができることが
ベストである。

そう思うのです。

■その際に、ふとインプットとアウトプットの
比率について言及している本のことを思い出しました。

ちょっと紹介したいと思います。

『大富豪の仕事術』
マイケル・マスターソン著

スキルを学ぶための
「25-25-50」のルール

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

(引用ここから)

「25-25-50ルール」では

自分の時間を次のように分けなければならない。

・学習する時間は25%まで
(本を読む、セミナーに参加する、
オーディオブックを聞くなど)

・観察する時間は25%まで
(成功している人たちがすでにしていることを観察する)

・学習し、観察したことを実際にやってみることに
少なくとも自分の時間の50%を使う。

例えば、インターネットで
情報商材を売りたいなら

25%の時間をその方法について
書かれた内容を学ぶことに使い

人がそれをしていることを
観察するのに25%の時間を使い、

50%は最初の商品を作り出す、
ウェブサイトをデザインし、
リストを構築するのに使う。

大富豪の仕事術 P248 (引用ここまで)

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

厳密に
このルール通りにきっちり時間を分けることは
難しいと思います。

ただ、
自分なりの目安をもっておくことで
行動指針になると思うのです。

参考にしながら、
自分のインプットとアウトプットの比率を整え
最高の充実感を感じていきたいと思います。

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