250道 未来を見ることで、自分を知る。自分を知ることで、選択肢を広げる

未来を見ることで、自分を知る。

自分を知ることで、選択肢を広げる。

昨日は就職活動中の学生を対象に

「キャリアシミュレーションゲーム」

を実施しました。

キャリアシミュレーションゲームとは、

『就業経験のない(あるいは浅い)大学生等や
若年者向けに開発された、
就職後の職業生活のイメージ(就業イメージ)
を伝えるためのグループワーク型の授業/セミナー用教材です。

就職後の長期的な職業生活のイメージを獲得するだけでなく、
社会生活で直面しやすい困難場面への関心を高め、

その対処策についてグループワークを通じて
考えを深めることができます』

■今回は就活中で合同企業説明会に参加していた
4名の学生を対象に行ったのですが、

「人に相談することが大切だと思う」

「就職した後のことを考えたことがなかったので、
いい機会だった」

「同じ就活生と話をし、考えを共有できてよかった」

そんな感想をもらいました。

■今回実施して、私(神田)が一番感じたのは、

「未来を見せることの重要性」

というものでした。

就活中の学生は、

「どの会社に就職をするのか」

ということを念頭に置いて就職活動をしています。

もちろんそれはそれで重要なことです。

ただ、それよりも重要なことは、

「その会社に就職した後に、

どのように働き、どのように人生を過ごすのか」

ということだと思います。

そういったことを実際に働く前に
考えることってあまりないのです。

■実際、私(神田)は今、
就職支援の仕事をしていて、
主に学生と企業が出会う場の提供をしています。

そこには、出会いがあれば進んでいく

という考えがあるからです。

しかし、それだけでは本当に学生にとっての
就職活動を支援しているとは言えず、

会社を選ぶ前から知っておいたほうがいいことは
もっともっとあると思うのです。

それを知ることは、
学生にとっては就職活動をする際の一つの軸に
なるだろうし、

企業にとっても思い描いていた会社と違うという
ミスマッチを防ぐことができると思うのです。

■特にまだ社会人経験がない学生には
社会で働くということへの情報が足りていないです。

その情報を少しでも提供するということは
必要なことだと思うのです。

「現実を知り、未来を見る」

そうすることで気づくことはたくさんあると思います。

考えるきっかけさえ与えてあげれば、
自分自身で考えるだけの力はあるはずなのです。

学生自身の可能性を活かすためにも、
必要な情報は提供する、

そしてさらに支援が必要な学生には
個別に色々なサポートをしていけばよいのです。

そのためにも、まずは
社会人として働くイメージができる機会を
提供していこうと思うのです。

「未来を見ることで、自分を知る。

自分を知ることで、選択肢を広げる」

そんな就職支援をしていきたいと思うのです。

■そしてそれは就職活動中の学生だけでなく、
すでに社会人として働いている人も同じだと思います。

日々の仕事に追われ、
自分の将来のことを考える余裕もない人って
実はそこそこいると思います。

そんな人のためにも、

「未来を見ることで、自分を知る。

自分を知ることで、選択肢を広げる」

そんなライフプランサポートをしていきたいと思うのです。

かんだみちお: 【Project ミチテラス】 「何かを変えたい」をカタチにするクリエイター&コーチ。 自身のキャリアや展望について不透明で本気になりきれない人々に対し、 日常生活にある天然資源を最大限に生かしつつ、 日々の充実感と人生の意義へ通じる道をてらしている。