アイデンティティを形成すること
昨日は、新卒メンバーを対象とした
グループコーチングを行いました。
今回は「アイデンティティ」を作ろう
というテーマで行いました。
「アイデンティティ」
の定義は難しく、色々な表現ができますが、
「自分が自分自身をどう思っているのか」
という意味で使っています。
■人は誰しも、
「自分は○○である」
という認識を持っています。
もっとも普段はあまり意識していないかもしれません。
ただ、この「自分は○○である」
という認識は、日ごろの言動に現れてくるものです。
例えば、同じ新人の営業マンであっても、
「自分はまだまだ未熟な新人の営業マンです」
と思っているのと、
「自分はわからないことはあるけれど、
全力で挑戦している営業マンです」
では、表情、言動、態度や結果まで違ってきます。
これは、周りがどう思っているかではなく、
「自分が自分のことをどう思っているのか」
ということなのです。
■人によっては、否定的な認識を持っている人がいます。
「どうせ自分は・・・」
「自分なんて・・・」
日本人は、たとえ結果を出していても、
自分を謙遜し、低く評価してしまう傾向が
あるように思います。
でもそれはもったいないです。
自分を一番評価できる人間は、
「自分自身」なのです。
たとえ周りがどう思っていても、
自分を形成し、自分を信じてあげられるのは
自分自身であり、自分の認識です。
それを忘れずに
自分をカタチ作っていくべきなのです。
自信を持っていくべきなのです。
■さて、今回は今年社会人になったばかりの
新人メンバーのアイデンティティを作成しました。
最初は、自分についてぼんやりしていましたが、
少し自分を振り返り、考えただけで、
とても素晴らしいアイデンティティが
できました。
もちろん、自分が万全のサポートをしたというのも
ありますよ(笑)
ただ、自分が予想していた以上の素晴らしいものだったので、
とても感激しました。
本当に、人の可能性は無限であり、
人間が想像するものを超える力があることを
感じました。
少しだけ紹介すると、
「私は困っている友達に手を差しのべる
思いやりのある武道家です」
「私は人にやさしく、自分に厳しい
自己啓発のエキスパートです」
「私は仕事もプライベートも充実した
パーフェクトヒューマンです」
こんなアイデンティティができたのです!
素敵だと思いませんか?
改めて
「人には誰しも無限の可能性がある」
そう思うひと時だったのです。
そして、私自身も、
「人それぞれが持つ無限の可能性を発揮し、
生かせる道を進めるようなサポートをしていきたい」
そう決意したものでした。