情報社会である現代には、
大きく分けて二種類の立場があります。
それは、
「情報の発信者」
と
「情報の受信者」
です。
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情報社会における発信者と受信者の関係
「情報の発信者、受信者」と書くと、
とても固い印象を受けますが、
日常生活における我々のことです。
日々周りの人々と会話をする際には、
「会話の発信者」と「会話の受信者」になっています。
もちろん人によって比率の度合いは
変わってくると思います。
ただ、誰しもが
発信し、受信しているのです。
色々な情報を送り、受けているのです。
ここで一つ考えるべきことがあります。
それは、
「情報の受け手が主導権を持つ」
ということです。
情報の受け手が感じたことがすべてである
これは、
相手に自分が意図する意味合いとは違うように
取られてしまったら、
つまりは、誤解を与えてしまったら、
それは、受け手が悪いのではなく、
そのような誤解を与えるような伝え方をしてしまった
送り手の問題ということです。
送り手側がどんなによい思いや
考えを持っていたとしても、
その表現方法やニュアンスによって
受け手側にネガティブな印象を与えてしまったら
送り手側のミスになってしまうのです。
「私は良かれと思って発言したのに!」
と思っていても、
そのニュアンスが伝わらなければ、
どうしようもないのです。
あなたの発言は受け手に伝わっていますか?
ビジネスにおいて、
相手に依頼や、交渉、打診、
アポイント等々をする時は、
受け手側の捉え方が絶対だ
ということに細心の注意を払って、
コミュニケーションを取らなければならないのです。
日常生活においても、
ほんの些細な一言かもしれないけれど、
送り手のちょっとした言葉の使い方で
受け手が嫌な気持ちになり
人間関係を悪くする可能性があるのです。
誰しもが送り手であり、受け手である
この社会状況だからこそ
常日頃から言葉の使い方には気を付けましょう。
そして状況に適した表現方法ができるように
日々訓練していかなければならないのです。