本日は
【振り返る→気づく→成長する】
を引き出すリフレクション
というワークショップに参加してきました。
■「リフレクション」
という単語を国語辞典をひくと、
「内省」や「省察」
という意味が出てきます。
つまり、
「リフレクション」は、日々起こったこと
(仕事でもプライベートでも)
を振り返ることから始まるのです。
起こったことや、
今どういう状態にあるのかを客観的にとらえ、
整理することで
「振り返り、気づきを得る」
目的で行うのです。
ここでの気付きは、
今抱えている課題を解決するためのヒントや、
チームを強くするヒント、
自分が望む未来をつくっていくヒント
につながっていくはずです。
■私は日々のリフレクションとして、
ブログを書くことををしています。
その日の出来事や感じたことを
文字にすることで、
「なぜこのように感じたのだろう?」
「この感情は何に紐づいているのだろう?」
そのように振り返ることができるのです。
頭の中だけで考えていたり、
心の中だけで感じていたならば、
同じところをグルグルと巡っているだけ
という経験をしたことがある人は多いと思います。
それを文字化することで
整理することができるのです。
■ちなみに、私は初めて聞いたのですが、
皆さんは
「70-20-10の法則」(Lombardo and Eichinger, 2002)」
をご存知でしょうか?
これは、人が学ぶものの割合を示したデータです。
10%・・・研修や読書などから学ぶ
20%・・・他社からのアドバイスを通じて学ぶ
そして、
70%・・・自分の経験から学ぶ
ということなのです。
つまり
我々は70%のことを自分の経験から学んでいるのです。
そう考えると、日々漫然と過ごし、
「ただ体験をしているだけ」ではもったいないのです。
■今回のワークショップでは、
経験を振り返って気付きを得るために
カードを使って行いました。
3人でやったので、
新たな発見や気づきがありました。
これは慣れれば、誰にでもできる
再現性の高い方法だと思います。
だから今度は自分でも開催してみようと
思ったのです。
■そしてこのリフレクションを
対人支援として行っているのが、
今私が勉強しているキャリアコンサルティング
なのだということを改めて感じました。
より個別で対応し、
過去の体験からの気づきを経験値として気づかせ、
未来の行動につなげていく支援をしているのが
キャリアコンサルティングなのです。
色々なやり方があるにせよ、
やっぱり自分は対人支援に、
特に人の悩みを解消し、
未来に向けて元気に行動できるような
サポートをしていくこと
に関心があることに気づいたのです。
もっともっと勉強し、
様々な人のサポートをしていきたいと思うのです。