327道 理屈ではわかるけど、心では受け入れらない。そんな面倒な自分でもいいじゃない

心の声

頭で考えると、
とてもうまいビジネスなのかもしれない。

理屈でとらえると、
とてもいい機会なのかもしれない。

しかし心では納得していない。

何かがしっくりこない。

それはいったい何だろうか?

それを考えてみたのです。

■本日とあるビジネスの説明会に参加してきました。

リゾート会員権を扱うビジネスで、
ニーズも成長性もあるように思えます。

100人くらいが参加していたのですが、
大体の人がその場で申し込んでいたようでした。

ただ、自分はその場では申し込みませんでした。

冒頭にも書いたのですが、
本当に今後需要がありそうなビジネスでした。

旅行をし、楽しむことが仕事になる
という面白そうなものでした。

ただ、自分にとっては違うのです。

その一つの理由が

「10年後の自分のあり方」

というものです。

■もし今自分がこの会員制の販売ビジネスをやり
ある程度うまくいき、

月に数回旅行に行きながら、
見分と見識を広め

自分の人生を満喫し
将来の資産形成ができたとしましょう。

それはそれでとても充実した人生を
過ごしていることでしょう。

そんな数カ月~数年後の姿はイメージできるのです。

ただ、それが10年後となるとどうでしょう?

私はどんな人間になっているでしょうか?

・その延長線上で生きているのでしょうか?

・人としてどのくらい成長しているでしょうか?

・人間的な魅力はどのくらいになっているでしょうか?

・仕事に対する自信はどのくらい持っているでしょうか?

・内側からにじみ出る英知はどの程度身についているでしょうか?

・自分の人生を歩んでいると胸をはって言えるのでしょうか?

・もし会社がなくなっても生きていけるだけの実力は
ついているのでしょうか?

・本当にやりたいことをやっているのでしょうか?

そう考えた時、

「違うかもしれない」

そう思ったのです。

■確かに儲かるビジネスなのかもしれないです。

ただ、これから10年間
そのビジネスに時間を投下した場合と、

今までのように本を読み、文章を書き、対人支援を行い、
ゼロから自分だけのオリジナルビジネスを立ち上げる
ための時間を投下した場合に

どちらが人としての深みがあるでしょうか?

私にとっては、
後者のほうが、魅力的な人間であるように思えるのです。

華やかな生活ではないかもしれない。

旅行なんて行かないのかもしれない。

苦しむ時間が長く、自問自答の毎日かもしれない。

ただその苦しい人生の方が、
乗り越えた後の自分の姿が魅力的に思えるのです。

そんな生き方に惹かれるのです。

■本当に面倒な自分だと思います(笑)

ビジネスで成功するには甘いと思います。

だけどその自分をよしとするように思える
ようになったのです。

短期的な享受を求めるのではなく、
長期的な視点で得られるものを重要視できる、

そんな心境になれたのです。

だから今がつらく、ダメで苦しくてもいいのです。

10年後に求める自分の姿があるからいいのです。

そのための努力の過程が今なのです。

今がつらいのは当然で、
その状況があるからこそ

将来に綺麗な花が咲くのです。

■そんな自分の時間軸を再認識できた
一日だったのです。

どんな体験であっても
自分の糧にできる

そんなマインドを訓練する毎日です。

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