本日は「和のあかり×百段階段」のイベントに参加してきました。
『あかりを落とした文化財を灯す、
日本の色彩、日本の祭り。』
初めて目黒の雅叙園に行ったのですが、
建物がダイナミックでとてもインパクトがありました。
たまには、美術や芸術を鑑賞し、
目を養うことも大切ですよね。
■美術や芸術の何がよいかというと、
「感性を磨く」
ことだと思うのです。
日ごろの生活はビジネスが中心で、
論理的な思考で判断していると思います。
ビジネスはロジックで成り立っているのです。
これはビジネスの特質上そういうものだと思います。
ただ、理論ですべてが判断できるかといえば
そうではなく、
感性とのバランスが重要だと思うのです。
ビジネスはロジックの世界
アートは感性の世界
この対極にある2つのものに囲まれバランスをとることでいい仕事ができるのです。
『感性』というボールが投げられ、それを『論理』でキャッチする。
そんなバッテリーのような関係があれば、チームはうまくいくんです
理論と感性のバランスがとれていることが
日常生活を豊かに過ごすコツだと思うのです。
■感情論で話をする人と、
理論で話をする人ってそれぞれいると思います。
それぞれはそれぞれが正しいと思う
考えで話をしますよね。
そしてお互いの話は噛み合わない(笑)
それぞれは、なぜコチラは正しいことを
言っているのに、
相手は納得しないのだろう?
そう思っていることでしょう。
もちろん、どちらが正しいかは
焦点ではなく、
相手の立場を理解して話あっているのか
ということです。
それぞれが理論的に話しているのか、
感情的に話しているのかを理解したうえで、
歩み寄ることが必要だと思うのです。
そのためには、両者に
「理論」と「感性」
が必要となるのです。
■「感性」を磨くには、
美しいものにふれることが一番です。
そこから自分が何を感じるのか?
なぜそう感じるのか?
そんな体験をしていくことです。
「作者はこの作品で何を伝えたかったのだろう?」
そんなことを想像しながら鑑賞しましょう。
「この作品を見ていると、こんな情景が浮かんでくる」
その感覚をしっかりと心で味わいましょう。
それが美しいものを楽しむ醍醐味なのです。
■美術館や博物館、展示会に行く理由は
様々だと思いますが、
是非とも「感性を磨く」ということを
楽しんでみてはどうでしょう?
きっと心にゆとりが生まれ、
余裕ができ、
見える景色が変わってくることでしょう。