どんなにやりたいことがあっても、
どんなに自分に興味があることであっても、
熱量が下がってしまうことはあります。
情熱が涸れてしまうことはあります。
それは仕方がないことだと思うのです。
そもそも、
大体の興味は外部から駆り立てられない限り、
栄養を与えてやらない限り、衰えていくものなのです。
植物に栄養を与えないと涸れるように、
人間の身体を整えるために食べ物を摂取しなければ ならないように、
人間の心にも栄養を与えてあげないと
やる気や情熱は涸れてしまうのです。
■ただ、「仕方がない」で終わらせてしまっては
元も子もないですから、何らかの対策を練っていく
必要があります。
そのために有用なのが
「毎日の読書」
です。
本には
著者の歴史が凝縮されています。
著者の価値観やヴィジョンが盛り込まれています。
著者の人生がぎっしりとつまっています。
そんな本を読んで、
影響を受けないわけがないのです。
■だからこそ読む本の選別も重要です。
マンガや小説もたまにはよいですが、
自伝やエッセイを読むことをおススメします。
歴史書やノンフィクションにはパワーがあります。
それを毎日少しずつ読んでいきましょう。
■決して3日で読み切ろうとしないでください。
養分を与えすぎると植物が腐るように、
発散できないエネルギーを体内に蓄えすぎると
人間もエネルギーが腐敗し、毒素となってしまいます。
だからゆっくりでいいのです。
自分のペースで、自分が心地よいと思えるスピードで
噛みしめながら読んでいきましょう。
それを続けていくと再びやる気や上がってきます。
気力が回復してきます。
情熱が再び燃え上がってきます。
そうすれば、後は気持ちの赴くままに
行動しましょう。
きっと何かが得られるはずですから。