たいていの人は仕事のやり方において
得意、不得意があると思います。
例えば、
「既にあるものをよりよいものに
ブラッシュアップすることに長けている人」
もしくは、
「今までにない新たなビジネスモデルを
創造することに長けている人」
といったように、
得意、不得意があると思います。
■私が以前に居酒屋で働いていた時も、
お店作りには大きく2種類ありました。
それは、
「サービスや料理などの基準が、
しっかりと平均点をとれるお店」
と
「できていないこともあるが、
サービスだけは格段素晴らしいお店」
といったように、
店長によってお店のカラーは違いました。
チェーン店としては、
すべてが均一化されているべきなのですが、
やはり店長の性格や力量によって変わってきます。
また、案外サービスだけが素晴らしいお店のほうが、
売り上げが高かったりするのです。
■飲食店時代の働き方といえば、
こんな2つの働き方もあります。
それは、
「自分で何でもやってしまう店長の働き方」
と
「アルバイトや部下に任せっきりの店長の働き方」
というものです。
自分でやった方が確実だし、早い、
という気持ちになるのは私もよくわかります。
または、人に教えるのが面倒だったり、
基準が違うので出来が違い、結局やり直すということも
あったりします。
それが強いと、何でも自分でやりたくなってしまいます。
ただ、この仕事のやり方だと休めません(笑)
自分が疲弊していくだけです。
一方で、何でも任せるタイプの店長もいるのです。
休みの日に何かトラブルがあっても、
副店長に任せるから~ということもあります。
無責任のようにみえますが、
コチラのタイプの方が、自分の心身も整うし、
人も育つし、マネジメントが強くなります。
■さらに働き方を細かくみると、
様々あります。
自分が
「読む人間」か、「聞く人間」か
によって、
「書面での報告」か、「口頭での報告」か
と仕事のやり方が違います。
または、
「緊張や不安のあったほうが仕事ができる」
のか、
「安定した環境のほうが仕事ができる」
のかというのもあります。
さらには、
「大きい組織」で働いたほうが仕事ができるのか、
「小さい組織」で働いたほうが仕事ができるのか、
そんな違いもあります。
もっというと、
「意思決定者」
であるのか、
「補佐役」
のいずれの方が成果を上げられるのか
ということもあります。
■このように人によって成果の出せる
仕事のやり方は違います。
それを知らずに無理に頑張っていても、
成果が出せないのは当然なのです。
気合と根性だけではカバーできないことも
あるのです。
だからこそ自分の仕事のやり方を見直す
ということも必要なのです。
あなたの今の働き方は、自分の得意なやり方ですか?