おはようございます。
神田道雄です。
ちょっと想像してみてください。
もしあなたが、来月エベレストを
登らなければいけなくなったら、
この1ヶ月、
どんな準備、
どんな手配をしますか??
世界最高峰8848mの標高を誇る
エベレスト登山です。
素人が無防備で登山したら
死んでしまうほど過酷なものです。
実際に、プロの登山家でも
死亡事故があるくらいです。
さて、
そんなエベレストに
1ヶ月後に登らなければ
いけなくなりました。
この1ヶ月、
どんな準備をするでしょうか?
■きっと色々と準備をすると思います。
ネットで情報を集めたり、
実際に登山した人に話を聞いたり、
トレーニングを始めたり、
必要な器具を揃えますね。
自分の命がかかっているので、
できることはすべてやると思います。
■では重ねての質問です。
それらの準備を全部ひとりでやりますか?
それとも信頼できる人と一緒に
準備をしますか?
また当日もひとりで登りますか?
ガイドさんをつけますか?
■多くの人は、
ガイドさんをつけると思います。
登山の場合は、
登山のガイドに精通している
プロの方にお願いすると思います。
それが普通だと思います。
自分ひとりだと難しいこと、
新たに挑戦することがある場合、
その道のプロに
教えを乞うのは自然な流れです。
■ただ、自分の人生のこととなると
何故か自分ひとりで頑張らなければならない
と思ってしまっていませんか?
もちろん自分の人生なので、
自分が頑張らなければなりません。
一方で他人がつくったレールに
乗っかって生きるのは窮屈です。
とはいえ、多くの人は、
「ひとりで自由に生きていく」
か
「他人の強い影響や干渉を受けながら
流されて生きていく」
のどちらかしかないように
思っているような気がするのです。
登山をする場合、
何かスポーツを始める場合は
ガイドやコーチをつけるのに、
人生においてはガイドやコーチを
つけないのは何故なのでしょう?
自分の人生を有意義に過ごすことが
一番難しいように思えるのですが。。。
■ただ、自分の人生のガイドを
つけるといっても、
人生の生き方のプロなんて人は
そうそういないと思います。
なにせその人自体、
まだ人生を過ごしている段階ですから(笑)
一度現世での人生を終えて、
その経験を活かして他の人の人生の
サポートをできる人は
いないのですから(おそらく)
だから、登山のガイドと同じように
経験知で人生のガイドを選ぶことが
できないのが、
自分の人生のガイドをつける
という発想にならないのだと思います。
■しかし、私個人としては、
人生にはガイドをつけたほうが
いいと思っています。
ガイドやコーチという
自分の人生を豊かに過ごすための
サポーターは必要だと思います。
なぜなら人は多くのことを
抱えているからです。
それは悩みや苦労という
ものだけでなく、
今までの人生で知らないうちに
形成してきた
癖や偏見や思考回路といったものです。
環境や体験による狭い視野や
〇〇はこうあらねばならぬという
固定観念もあります。
今まで過ごしてきた過程で
知らず知らずのうちにできた
自分だけの生き方の癖というものは
ひとりで気づくのは難しく、
それをひとりで修正するのは
もっと難しいのです。
■ある精神分析学者によれば、
人は他者を通してしか、自分を見る
ことができないそうです。
なので、クライアントや部下や同僚など
自分の周囲の人たちから得られる
フィードバック情報がとても重要になる
のです。
それは言葉によるものもあるし、
態度や反応のようなフィードバックも
あります。
解釈力が問われるフィードバックも
あるのです。
そんな際、直接あなたに
あなたのことだけを思い
わかりやすくフィードバックしてくれる
ガイドやコーチがいたら
とてもありがたいと思いませんか?
■だからこそ、
自分が信頼できるコーチ、
共に歩んでいきたいコーチ、
こんな人になりたいというコーチ、
尊敬できるコーチ、
価値観が似ているコーチ、
そばにいると安心できるコーチ、
波長が合うコーチ、
嫌なこともはっきり言ってくれるコーチ、
否定しないコーチ、
すべてを聞いてくれるコーチ、
いろいろなタイプのコーチがいますが、
あなたが一緒に歩んでいきたいと
思えるコーチが必ずいるはずです。
自分がこれから歩む道を
一緒に歩きたいガイドがいるはずです。
励まし寄り添ってくれる
サポーターがいるはずです。
そんなあなたと一緒に人生を歩む
ライフコーチという人を見つけることを
お勧めするのです。