386道 エベレスト登山の際はガイドをつけるのに、人生という山を登る際にガイドをつけない不思議

おはようございます。
神田道雄です。

ちょっと想像してみてください。

もしあなたが、来月エベレストを
登らなければいけなくなったら、

この1ヶ月、
どんな準備、
どんな手配をしますか??

世界最高峰8848mの標高を誇る
エベレスト登山です。

素人が無防備で登山したら
死んでしまうほど過酷なものです。

実際に、プロの登山家でも
死亡事故があるくらいです。

さて、
そんなエベレストに

1ヶ月後に登らなければ
いけなくなりました。

この1ヶ月、
どんな準備をするでしょうか?

■きっと色々と準備をすると思います。

ネットで情報を集めたり、

実際に登山した人に話を聞いたり、

トレーニングを始めたり、

必要な器具を揃えますね。

自分の命がかかっているので、
できることはすべてやると思います。

■では重ねての質問です。

それらの準備を全部ひとりでやりますか?

それとも信頼できる人と一緒に
準備をしますか?

また当日もひとりで登りますか?

ガイドさんをつけますか?

■多くの人は、
ガイドさんをつけると思います。

登山の場合は、
登山のガイドに精通している
プロの方にお願いすると思います。

それが普通だと思います。

自分ひとりだと難しいこと、
新たに挑戦することがある場合、

その道のプロに
教えを乞うのは自然な流れです。

■ただ、自分の人生のこととなると
何故か自分ひとりで頑張らなければならない
と思ってしまっていませんか?

もちろん自分の人生なので、
自分が頑張らなければなりません。

一方で他人がつくったレールに
乗っかって生きるのは窮屈です。

とはいえ、多くの人は、

「ひとりで自由に生きていく」

「他人の強い影響や干渉を受けながら
流されて生きていく」

のどちらかしかないように
思っているような気がするのです。

登山をする場合、
何かスポーツを始める場合は

ガイドやコーチをつけるのに、

人生においてはガイドやコーチを
つけないのは何故なのでしょう?

自分の人生を有意義に過ごすことが
一番難しいように思えるのですが。。。

■ただ、自分の人生のガイドを
つけるといっても、

人生の生き方のプロなんて人は
そうそういないと思います。

なにせその人自体、
まだ人生を過ごしている段階ですから(笑)

一度現世での人生を終えて、
その経験を活かして他の人の人生の
サポートをできる人は
いないのですから(おそらく)

だから、登山のガイドと同じように
経験知で人生のガイドを選ぶことが
できないのが、

自分の人生のガイドをつける
という発想にならないのだと思います。

■しかし、私個人としては、
人生にはガイドをつけたほうが
いいと思っています。

ガイドやコーチという
自分の人生を豊かに過ごすための
サポーターは必要だと思います。

なぜなら人は多くのことを
抱えているからです。

それは悩みや苦労という
ものだけでなく、

今までの人生で知らないうちに
形成してきた

癖や偏見や思考回路といったものです。

環境や体験による狭い視野や

〇〇はこうあらねばならぬという
固定観念もあります。

今まで過ごしてきた過程で
知らず知らずのうちにできた
自分だけの生き方の癖というものは

ひとりで気づくのは難しく、
それをひとりで修正するのは
もっと難しいのです。

■ある精神分析学者によれば、
人は他者を通してしか、自分を見る
ことができないそうです。

なので、クライアントや部下や同僚など
自分の周囲の人たちから得られる
フィードバック情報がとても重要になる
のです。

それは言葉によるものもあるし、
態度や反応のようなフィードバックも
あります。

解釈力が問われるフィードバックも
あるのです。

そんな際、直接あなたに
あなたのことだけを思い

わかりやすくフィードバックしてくれる
ガイドやコーチがいたら
とてもありがたいと思いませんか?

■だからこそ、

自分が信頼できるコーチ、
共に歩んでいきたいコーチ、
こんな人になりたいというコーチ、
尊敬できるコーチ、
価値観が似ているコーチ、
そばにいると安心できるコーチ、
波長が合うコーチ、
嫌なこともはっきり言ってくれるコーチ、
否定しないコーチ、
すべてを聞いてくれるコーチ、

いろいろなタイプのコーチがいますが、
あなたが一緒に歩んでいきたいと
思えるコーチが必ずいるはずです。

自分がこれから歩む道を
一緒に歩きたいガイドがいるはずです。

励まし寄り添ってくれる
サポーターがいるはずです。

そんなあなたと一緒に人生を歩む
ライフコーチという人を見つけることを
お勧めするのです。

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