393道 テレビでみたおばちゃんの発言から生き方を考えてみた

すべて手間は調味料に変わる

手間をかければかけるだけ美味しくなる

これは何かの料理番組を見ていた際に、
とあるおばあちゃんが話していた言葉です。

何かの料理を作る際に、
とても手間と時間がかかるもの
だったと思います。

そんな時にインタビュアーの人が、

「こんなに手間ひまかけて
大変ではないですか?」

と質問し、
おばあちゃんが答えた内容です。

■この答えを聞いたとき、
私は料理にだけ当てはまるものではないと
思ったのです。

手間とは、

「そのことをするのに費やされる時間や労力」

のことです。

だから仕事や趣味やボランティアでも
家事でも何にでも手間はかかります。

手間をかけたらかけただけ、
よりよいものができる

というのはその通りだと思います。

■ただ、人生は有限であり、
特に仕事においてだと納期があります。

また手間に対する費用が発生します。

その費用対効果を考え、
組織の理論からすると

かけれる手間はおのずと限られてきます。

「もっと手間をかければ、
もっとよいものができる」

とわかっていても、

「そこまで手間をかけることができない」

という理屈があるのです。

■その理屈自体はもっともなものです。

否定はできません。

家庭の料理といった生産性をあまり
気にしなくてよいものだからこそ

こうしたことを言えるのだと思います。

■では、みなさん自身の人生においては
どうでしょうか?

「時間をかけず、費用をかけず、
手間をかけずに、努力をせず、
できるだけ短期間で幸せになりたい」

そう思いますか?
それとも、

「苦労と喜びの両方を体験することで
手間をかければかけるだけ、
より味わい深く充実した人生になる」

そう思いますか?

どちらの考え方で人生を過ごしたいですか?

■どちらにせよ、みなさんの人生です。

お好きな方を選んでもらえれば
いいと思います。

ただ、私個人的には、
後者を選ぼうと思うのです。

決して短期間では幸せというものを
得ることはできないかもしれません。

多くの苦労や苦難にぶち当たることでしょう。

心が乱れる体験をたくさんすることでしょう。

ただ、そういった経験をすることで
ふと自分の人生を振り返った時に、

「充実した人生だなぁ」

このようにしみじみと
歩んできた人生を噛みしめることが
できると思うのです。

時間をかけてじっくりゆっくり

「自分の人生を味わう」

ことができると思うのです。

■決して短期間で何かしらの成果を
求めるやり方では得ることができないものです。

ただ、私は時間をかけて
そうした道を歩んでいこうと思うのです。

それが人生を長い目でみた時の
最もベストな過ごし方だと思うのです。

私自身の、私なりの生き方だと思うのです。

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