444道 今の若手社員のリアルな悩みに会社の在り方を考える

自分の居場所がわからないから、
ここじゃなくてもいい気がする

このように相談してきた社会人1年目の男の子がいます。

この話を聞いた時、真っ先に感じたのは、

「確かになぁ」

というものでした。

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多くの新入社員が抱える悩み

社会人になってすぐの多くの人は、
自分のやりたいことや進むべき道が
はっきりしていないと思うのです。

就職活動を通して、
少しでも自分の軸に合う会社を
見つけてきたと思います。

ただ、就職活動はゴールではなく、
スタートなのです。

社会人として社会の中で過ごしていくための
ほんのとっかかりでしかないのです。

入社したての頃は、
ただがむしゃらに与えられた仕事を
してくと思います。

ただ、段々と仕事にも慣れてきて、
ふと自分を見つけると、

「あれ、このままでいいんだっけ?」

そう思うと思うのです。

はっきりとしたモヤモヤ

これは、そのように思う人、思わない人が
いると思います。

潜在的に思っていても、
意識に顕在化される、されない
はあると思います。

ただ、気づいてしまったならば、
もうそれははっきりとしたモヤモヤに
変わっていくと思います。

モヤモヤがあるのははっきりしているが、
そのモヤモヤが何なのかが
わからない人が多いと思うのです。

そのモヤモヤの一つの原因だと思われるのが、

「自分の居場所」

だと思うのです。

自分の居場所がわからない、つまり
自分の仕事の意義が感じられないということ

これって、彼だけじゃなくて、
他にも多くの若手社会人が思っていること
ではないでしょうか?

彼は、

「今やっている仕事が、
本当にお客様のためになっているのかわからない」

「会社都合になっていないか?」

「もっと改善したいけど誰ものってこない」

「周りの仲間が現実を変えるのは無理だと思っている」

「結局は「社長が~」で終わってしまう」

などなど、色々と思うところを話してくれました。

そんな中、私が思うのは、

「彼に目標ややりがいというものを
与えてあげられていない現実がある」

ということなのです。

目標は自らつくるもの?
会社から与えられるもの?

仕事のやりがいや目標って
どうやって生まれてくるのでしょうか?

自分自身で見つけるもの?
それとも会社が与えてくれるの?

どうなんでしょうか?

もちろん一番のベストは、

「自分の人生の目標と会社の理念を考え、
そのなかで重なるものを会社における目標とする」

だと思うのです。

ただ、最初からそれらがわかっている人は
ほどんどいないと思うのです。

だからこそ、最初の数年は、
会社から目標や役割を与えてあげるべき
だと思うのです。

もちろん、最初から目標がある人は、
それに向かって頑張ればいいのです。

ただ、目標がない人には、
与えられた仕事をこなしながら、
実力をつけ、自分で仕事についての改善が
できるようになり、

より「こうしたい」と思えるようになるまでは
会社から目標ややりがいを与えてあげる
べきだと思うのです。

それが会社の発展にもつながり、
個人の成長にもつながるのです。

個人と会社による相互協力作用

一方、目標がない人も、
会社から与えられることを当然と思わず、
自らも個人目標を考えるべきです。

そうして個人と会社が補完しながら
成長・発展していくというのが
良いのではないかと思うのです。

だから若手社会人には
会社がある程度の役割を与えてあげる必要がある

そう思います。

だから、入社1年目の社員が
自分の居場所について迷うのは、

会社からの働きかけがなっていないと
私は思うのです。

さて、みなさんはこの意見に対してどう思うでしょうか?

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