473道 これからは進化ではなく、深化していく。それが真価であり新化である。

しんかする
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あるべき「しんか」とは?

我々は日々進化していく存在です。

実際に長い歴史の中で、
人間は進化してきたと思います。
最近こんな動画を見ました。

人類史を簡単にまとめた動画

『What Happened Before History? Human Origins』

サルからホモサピエンスに分かれた。

火を使い始めた。

狩猟を覚えた。

言葉を使い始めた。

農業を始めた。

科学を始めた。

産業革命がおこった。

コンピュータを使い、
インターネットは世界を変えた。

動画ではこんなメッセージが
そえられています。

「電車を乗り過ごしたからといって、
横入りされたからといって、
カリカリしてはいけません。

人間がどれだけのものごとを発明してきたのか
考えてみてください。

そのほうがずっと価値があります」

長い歴史を生きてきた我々人間

すごい勢いで進化している
今の時代ですが、

歴史からすると今の暮らしは
人類史の0.001%でしかないのです。

とすると、今、我々個人が
本当にすべきことは何でしょうか?

それは、未来の「進化」を考えることではなく、
自分の「真価」を発揮させることではないでしょうか?

自分の本当の値打ち

自分自身のもつ真の価値や能力、つまり

「真価」

を発揮することが
今の時代を精一杯生きることに
なると思うのです。

物には困っていない現代。

欲しい物はある程度なんでも手に入ります。

ただ、
物質的には豊かになってはいるが、

精神的にも豊かになっていえると
言えるのでしょうか?

どこかで

「満たれていない感覚」

が残っていないでしょうか?

それは、
個々人の持っている価値を
最大限発揮できていないことに対する
もどかしさなのではないでしょうか?

では、自分の真価を発揮すべく
私たちは何をすべきでしょうか?

きっと、電車に乗り遅れてカリカリしたり、
他人の言動に振り回されイライラしたり
することではないですよね(笑)

自分を「深化」する

私は、自分自身について

「深く知る」

ということが出発点だと思います。

自分の日々の行動を振り返り、
自分の今までの人生を振り返り、

自分の価値観を深め、
自分の思想を深め、

自分の価値を知り、
どのようにその価値を社会に提供していくか

ということを深めるのです。

「アイデンティティを構築する」

とも言えるでしょう。

そうして本当に自分が成すべきこと、
やり遂げたい事を深く考え、
深く知ることがスタートラインなのです。

「しんか」とは

そうして自分自身を

「深化」

し、深めていく中で、
新たな発見や気づきがあり、

それを少しづつ広げていくことが
自分自身を

「進化」

させることであり、
それはつまるところ自分の

「真価」

を発揮するということであり、
新たな自分を生み出すという

「新化」

につながっていくのです。

それが私の思う

「しんか」の過程

なのです。

ゆでガエル理論

世の中は変わりつつあります。

こんな話を聞いたことはありませんか?

煮えたぎった鍋に
カエルを入れようとしても逃げてしまいますが、

水が入った鍋であれば
カエルはおとなしく入ります。

この鍋を火にかけると、
カエルは自分がゆでられていることに気づかず、

最後には「ゆでがえる」ができあがる、
という話です。

我々も気が付かないうちに同じ状態になっていないでしょうか?

人は、職場、クラブ、研究室、学会などの
複数の組織(コミュニティ)に属しています。

組織とは、ある目的を達成するための集団ですから、
その考え方や価値観は必ず世の中の平均的な考え方や価値観から
ずれています。

特に日本人は場の空気をよめる人種なので、
知らず知らずのうちに考え方が固定化されてきます。

自分よりも場や仲間を大切にしてしまいます。

もちろん組織で生きる以上
それも必要なのですが、

自分が本当に求めていることを知り、
それをコミュニティでも発揮していますか?

ただただ周りに流されているだけでは
ありませんか?

世の中の変化に伴い、
自分自身も「しんか」していくことが
本当に大切なのです。

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