484道 キャリア教育について考えることは、変化に対応することである

みなさんは「キャリア教育」をご存知ですか?

「キャリア教育」とは、
一人一人の社会的・職業的自立に向け、
必要な基盤となる能力や態度を育てることを通して、
キャリア発達を促す教育

(文部科学省 平成22年度第二次審議経過報告)より

昨日、キャリア教育推進連携シンポジウムなるものに参加してきました!

このシンポジウムは、文部科学省、厚生労働省、経済産業省が
連携して、今後のキャリア教育についての事例発表や
表彰、パネルディスカッションを行うのです。
キャリア教育の難しい定義はいいのです。

文科省の方も言っていましたが、
小難しい言葉や定義よりも、

現場で一番しっくりくる言葉で
広めていくことが重要なのです。

そんな中、パネルディスカッションにて
とあるパネラーの人が

つまるところキャリア教育とは何?

ということを簡単に説明してくれていた
のが一番印象に残りました。

それが、

「一人ひとりが社会の中で自分らしく生きていく力」

というものだったのです。

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一人ひとりが社会の中で
自分らしく生きていく力

自分らしく個性を出して
生きていけるってとても大切なこと
ですよね。

一昔前では、
集団の中であるべき規則に従って
生活するのが是という時もありました。

もちろん、今でも
規則を守ることが重要ですが、

一人ひとりの状況をみながら
個別に対応していくことも求められていて、

それが社会に出た際に
本当にその子どもが幸せに生きていける
土台になるのだと思うのです。

小学生、中学校の指導要綱が
今、こうして変わりつつあるのだ、

ということを間近で見ることが
できたのは、いい機会でした。

社会の変化スピードが早い

とはいえ、一方で、

「まだまだこれからだなぁ」

ということも感じました。

これから20年後には、
現在の職業が残っているかわからない状況で、

仕事体験をしたり、職業観を育てるというのは
どうなんだろう?と思ったりもします。

今の子どもが大人になった時、
どんな社会になっているか想像できますか?

想像できますか?

私は想像できません(笑)

子どもたちが大人になった時もそうですが、

私たち自身の人生においても
20年後がどうなっているのかは
想像できません。

でも、想像できないからといって、
何もしなくていいわけではないと思います。

日頃の準備は必要だと思うのです。

変化に対応できる力

そんな中、必要なのは、

「変化に対応できる力」

なのではないかと思うのです。

そのためには、

「自分自身を知っていること」

「環境適応能力が高いこと」

というスキルが必要になると
思います。

「自分がどんな人間か知っていますか?」
「自分の判断基準となる軸を知っていますか?」
「人生において何を成し遂げたいか知っていますか?」
「どんな存在になりたいですか?」
「最も大切な価値観は何か知っていますか?」

すべて自分自身についてのことです。

知らないわけがない(笑)

でも、はっきりと言語化できない人も
多いのではないかと思います。

また、環境が変わった際、

例えば転職や引っ越しといった際
すぐに馴染めますか?

時間がかかりますか?

そういったことも
自分の特性を知っておくことが
環境が変化した時にすぐに対応できる
ポイントなのです。

明日何か起こっても不思議じゃない

急激な変化が起きた際は、
今までのルールが通用しなくなる可能性は
とても高いです。

次期アメリカ大統領が就任したら、
日本にも大きな変化が起きるかもしれない。

可能性はなくはないですね。

というか、今の報道からすると
変化が起こる可能性の方が大きいですよね。

そんな社会の変化に対応できる準備は、
いつでもしておきたいと思うものです。

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