516道 富士山が教えてくれた本当の自分の生き方

富士山を見ると、
いつも思い出すことがあります。

「自分の生き方」

を決めた体験を思い出すのです。

この体験から始まった

「本当の自分の人生の歩み」

を思い出すのです。

富士山が教えてくれた本当の自分の生き方

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富士山登山企画

大学3年生の時の話です。

とある地域コミュニティの企画で
富士山に登ろうというものがありました。

年齢も様々なグループで、
私(神田)が一番若くて

上は40歳くらいまでの人が混じった
15人くらいのメンバーでした。

就職活動も控え、
自分の長所について考えていたこともあり

富士山登山においても
その長所を発揮しようと
思っていました。

ちなみに当時の自分の長所は、

「一度決めたことはやり遂げる
という意志の強さ」

ということを言っていました。

つまり、
一度富士山の頂上まで登ると決めたら
必ず登り切る

ということです。

当時は空手サークルに入っていて、
運動も定期的に行っていたので

体力には自信がありました。

また、若かったので、絶対に大丈夫!
という変な自信もありました。

5合目までは車で移動し、
そこから登り始めました。

最初はとても軽快に登っていました。

高山病に気をつけよう
という話も聞いていたのですが、

そんな気配もなく
また体力的にも余裕を持ちながら
登っていました。

ところが、
8合目あたりで
高山病になってしまったのです。

まさか自分が・・・と
とてもビックリしたことを覚えています。

頭痛と吐き気が酷く
身体が重くなり
とてもつらい状態になってしまいました。

先ほどまでの余裕は
一気に吹き飛んでしまいました。

強い想いは必ず叶う

ただ、途中で諦めるという選択肢は
ありませんでした。

なぜなら、

「一度決めたことはやり通す!

それが自分の長所なんだ!」

そう思っていたので、
何があっても登りきろうと決めていました。

辛い状況にも関わらず、
少しづつ登り続けて

無事頂上まで登り切ることができました。

その際の達成感は言葉にできないものが
ありました。

強い思いをもって挑めば
必ず達成できるということを改めて感じ、

見事達成した自分を誉め
自己達成感に浸っていました。

思いもよらない衝撃が走る

その後、下山し、温泉に入り、
参加した全員でくつろいでいる時に、

メンバーの一人の
30代後半くらいのぽっちゃり男性に声をかけられました。

その方は、
体格も大きく(太っていて)
登る前から登頂に不安そうでした。

私(神田)は、
自分には関係ないと思い
特に会話などはしていませんでした。

ただ、その男性にこう言われたのです。

「神田くんが高山病になりながらも
頑張っている姿を見て、
僕も頑張ろうと思えたよ。

神田くんがいたから頂上まで登りきれたと思う。
本当にありがとう」

その時とても衝撃を受けました。

なぜなら、

私は自分の事しか考えていなかったのに
周りの人から感謝されるなんて

想像もしていなかったのです。

自分のことだけを考えるちっぽけな自分が
とても恥ずかしくなりました。

と、同時に

「自分の頑張る姿」で

周りの人にも勇気や元気を
与えることができることの
素晴らしさを知り、

そしてそれが

「とても嬉しいこと」

であることを知ったのです。

生き方、働き方の原石

この時の体験は、
私の生き方の軸になっています。

この

「自らの背中で語り、
自身の在り方で表現する生き方」

を軸にすることで、

大学時代に勉強していた法律を止め、

「人間性を向上することが生きる意味である」

ということを教えてくれた
飲食業界の会社に入社し、

飲食店店長として働いてきました。

会社選びの軸となる重要な体験になったのです。

店長としての仕事では、
自分の仕事でメンバーさんに
何かを伝えることができたと信じています。

今でもこの軸は変わりません。

私にとっての

「金の糸」

として過去と未来をつなぐものです。

進化し続ける表現方法

今ではより多くの自分の在り方の表現方法を学び、
それを体現する毎日です。

コーチングも
自分にとっては自己表現の一つであり、

自分の直感を最大限に研ぎ澄ませ
相手の隠れた心の奥底のニーズと共感し、
顕在化させ、実行を促すのです。

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原点となる最初の出発点

だから富士山を見ると必ず思い出します。

私の生きる指針となった体験を。

働き方の基礎となる価値観を。

そして自分自身に問いかけます。

「今の生活は指針に沿ったものだろうか?」

「今、自分はありたい姿へ向かっているだろうか?」

「人に影響を与えらえる人間になっているだろうか?」

それが私の大切な富士山の思い出なのです。

皆さんにとっての大切な思い出はどのようなものですか?

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