538道 七走一坐(しちそういちざ)という言葉に秘められたパワーを感じよう

七走一座のパワー

禅の言葉に、

「七走一坐(しちそういちざ)」

という言葉があります。

その意味は、

「七回走ったら、一回坐る」

ということです。

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七走一坐とは自分の力を最大限発揮するための手法である

動いたら止まり、
自分を軌道修正し、

更に目標に向かって走る。

この繰り返しが人生を豊かにし、
力を最大限に発揮させるのです。

つまり、七走一坐とは人生を生きる上での
大事な考え方であり、実現する手法でもあるのです。

毎日の引力にひっぱられる

往々にして、
我々は日々の仕事に追われ、
仕事ばかりの毎日になってしまいがちです。

もちろん、結果を出すためには
集中することが必要です。

けど、目の前の仕事に追われ、
それが当然となり、思考が停止し

単なるルーチン作業になってしまっている
としたら、そこには成長はありません。

「一坐」なき「七走」は、

成長と結果をもたらしますが、

効率の低下と疲弊、
軌道修正の遅れなどを生み、

長い目で見ると
成長と結果の実現スピードを低めることに
なっているのです。

時間を天引きして確保する

だからこそ
我々は意識的に時間を確保しなければ
ならないのです。

「自分を振り返る時間」

「自分の未来を見据える時間」

「今の行動を見直す時間」

「自分の考えを再確認する時間」

こうした時間、

「一坐」

というのは、それだけ重要なものです。

当然ですが、七走一坐を言い訳に使わないでくださいね

ただし、気を付けてください。

「七走」なき「一坐」は、

成長と結果を遠ざけます。

行動していないのに、
思考の時間だけ確保しても
効果は薄いです。

「七走」あってこその「一坐」です。

気をつけましょう。

七走一坐を活かすためのワンポイントアドバイス

また、

「一坐」

するときのポイントがあります。

「坐」という字には、

「土」の上に「人が二人」います。

つまり、「一人」で坐るのではなく、

信頼できる人に相談しながら
「二人」で坐ったほうがいい

というメッセージがあるのです。

自分一人の考えや視点で振り返るのではなく、

信頼できて、その道のプロである人と一緒に
振り返るとより効果が高いのです。

漢字ってすごく奥深いですよね。

今日の話が何かの参考になれば幸いです。

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