579道 「愛あるダメだし」が飛躍的な成長へとつながる

私は今、WEBの専門学校で授業を受けています。

そこではWEBデザイナーのスキルを勉強していて、
ホームページの制作などをしています。

今は、授業は受け終わって、
自分の作品(架空サイト)を制作しています。

初めて作品を作るので
なにをどうしたらよいのかわからず進めています。

ただ、この専門学校の特徴は、
講師のマンツーマン指導を受けることができます。

そのため、
ホームページの作品制作においても

自分のデザインや構想を
個別に指導してもらえます。

スピードを重視した行動

個人的には、最初の作品なので、
クオリティはそこそこでもいいかなぁと
思っていたりもしました。

まずは作ることが重要
というスタンスで進めています。

ただ、前回の個別指導の際に、
デザインの部分で大きな指摘が入ったのです。

「もうちょっと華やかな感じにしたほうがいいね」

言葉にすれば一言なのですが、
その一言を実現するのが大変なのです(泣)

写真の素材を集めるのが大変だし、
他の部分との色の兼ね合いを調整するのも大変だし、

ガラッと印象が変わります。

要は、今の自分にとっては
とても高い基準の指摘を受けたのです。

スポンサーリンク
second




マジか!という感情

その時、正直

「マジか~」

と思いました。

「ここにきてまだ修正をするの?」

と思ってしまいました。

というのも、
正直、今のレベルでも悪くはないのです。

他の先生はデザインにOKを出したのですが、
今回の先生はデザイン学校出身ということもあって
デザインには厳しいとのことなのです。

だから、

「このレベルでもいいんじゃないかな」

そんな妥協的な考えが浮かんだのです。

でも、その後よくよく考えたら、
自分でもちょっと地味かな、と思ってはいたのです。

それをわかってはいたのですが、

「これ以上は時間をかけたくない」
「最初の作品だからこれくらいでいいのでは?」
「あ~、もうめんどくさい」

などなど妥協した気持ちがあったのです。

「マジか」の言葉の裏側には、
妥協、怠惰、焦り、という感情があることに気がつきました。

正直めんどくさいとは思ったのですが、

さらに時間をかけると
やはりより高いクオリティの作品ができたのです。

自分基準とプロ基準

自分一人の基準だと

「これくらいでいいのでは」

というもので
落ち着かせようとする気持ちになります。

ただ、それは専門家からすると
まだまだ未熟なレベルの基準なのです。

それを指摘され、
受け入れ、改善すると
とても大きな飛躍をすることができます。

そもそも、自分の実力が伸びるのは、

「自分の限界を超えて取り組む」

ことによるのです。
自分の基準より高いものに挑戦することで
もっと基準を上げることができるのです。

このように

「自分より高い基準をもった人からの
指摘によってしか、

自分の基準をあげることはできない」

ということなのです。

そうした

「愛あるダメだし」

を受けることによって
飛躍的に成長するのです。

上司からのダメだしを「愛あるダメだし」をとらえよう

めっちゃ悔しいし、
面倒くさいと思うのですが、

この壁を乗り越えた際に得られるものを考えると

挑戦する価値は大いにあるのです。

なので、上司や先輩からダメだしをされたときは、

「このやろー」

と思うと同時に、

「もっと高いクオリティの仕事ができるチャンス」

だと思いくじけずに挑戦してみましょう。

そして上司や先輩は、
単に指導するのではなく、

その人の成長を思う気持ちを込めた

「愛あるダメだし」

をすることを心がけましょう。

それがお互いの信頼関係を築くことにもなるのですから。

スポンサーリンク
second




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
second