580道 「楽しい」ということに隠されている罠をあなたは見抜いていますか?

Contents

楽しい人生を歩みたい

多くの人にとって

「楽しむ」

ということは大切だと思います。
「友達との時間を楽しむ」
「家族との時間を楽しむ」
「イベントを楽しむ」
「遊園地を楽しむ」
「人生を楽しむ」

などなど、
いろいろなことを楽しんでいると思います。

特に社会人になると

「毎日の仕事が大変だから
せめて休日の休みを楽しまなければ
仕事も頑張れない」

そのように思っている人もいるかもしれません。

ただ、一つだけ注意しておいてほしい
ことがあります。

それは、

「楽しみ」

には二種類あるということです。

スポンサーリンク
second




娯楽としての楽しみ

1つ目は、

「すでに知っている楽しい事」

または

「すぐに快感を得られる楽しみ」

です。

例えば、

漫画、アニメ、ゲーム、パチンコ、ネットサーフィン、
ショッピング、カラオケ、ボーリング、ダーツなど

いわゆる「娯楽」という楽しみです。

自己成長としての楽しみ

2つ目は、

「成長した時の達成感や充実感を感じる
成長としての楽しみ」

というものです。

たとえば
スポーツでも、習い事でも、仕事でも
初めてやる場合は慣れていないので
なかなかうまくできないと思います。

その際は楽しくないかもしれません。

ただ、時間をかけて練習して、訓練すると
次第に自分のものとなり、

イメージ通りにできるようになって
褒められたり結果がついてきて

それがとてつもない充実感となって
楽しくなるものです。

これが「自己成長という楽しみ」です。

どちらも「楽しみ」という点では
同じかもしれません。

けど、どちらの楽しみに時間をかけていくか
ということでこの先の未来に大きな違いが
でてくるのです。

その楽しみで何を得られるのか?

「娯楽」はその瞬間を楽しむものです。

嫌なことや辛いことを一瞬でもいいから忘れたい。

そんな時にはもってこいかもしれません。

すぐに効果も得られるし、
友人・知人と仲良くなれますよね。

ただ、その時間は

刹那的なものであり、
持続性のあるものではなく、
対処療法的なものになります。

一方で、

「自己成長としての楽しみ」

はその効果を感じるまでに時間がかかります。

長い時間をかけて楽しみを感じるので
その過程が苦しいように感じることもあります。

途中であきらめてしまうこともあります。

なぜこんなつらいことをしているのか
わからなくなることもあります。

そもそも自己成長としての楽しみを
今までに実感したことがないために

自分事として認識さえできていない
可能性さえあります。

だから多くの人が

この「自己成長としての楽しみ」を知ることなく
また長い時間をかけて追及することをせず、

刹那的な娯楽に向かい、
今がよければそれでよい

と思ってしまうのではないかと思うのです。

本当に価値のある楽しさとは?

けど、「自己成長としての楽しみ」を
見つけない限り、今の生活を変えることはできません。

なぜなら、
すぐに感じられる短期的な楽しさは
その時がよければそれでいいものであり

「人生を堂々巡り」

にしてしまうものであって、
具体的な変化を引き起こすことはありません。

一方で、
時間をかけて取り組む長期的な楽しさは

「人生に変化を起こす」

ものなのです。

時間をかけてじっくりと取り組み
さらに専門的に取り組むということは

その道のプロになるということであり
人生をかけて追及することになるのです。

なので時間がたてばたつほど
月日をかけて取り組めば取り組むほど、

自分の知識となりスキルとなり
それが次第に大きくなっていき、

その結果として
相手の課題や問題を解決できたり、
多くの人に夢や希望を与えるような存在に

なっていくのです。

「この世に生まれたからには
それなりの理由がある」

とするならば、

自分だけが提供できる価値というものを
とことん追求し、

その価値を受け取った人に喜んでもらえる
ということが

どれだけの「喜び」「嬉しさ」「やりがい」
「達成感」「充実感」になるでしょうか?

そしてそれこそが

「人生をかけてみる価値のある楽しさ」

なのではないでしょうか?

時間をかけてみるという覚悟

もし心に中に

「もっと自分らしく働きたい!」
「自分の人生を楽しみたい!」
「今の環境を変えたい!」

そのような感情があるのなら

3年間程度一つの分野にフォーカスして、
時間をかけて取り組み成長してみましょう。

「絶対にこの分野で一生やっていくんだ」

という確固たるものである必要はありません。

今の時点ではこの分野を追及してみようかなぁ
という「仮決め」のものでもかまいません。

その積み重ねが
5年後、10年後になると、

今の自分からはまったく想像もできない事が
簡単にできるようになっていたりするなのですから。

私自身も今はまだ、名もなき存在ですが、

いつの日か

「何者にもかえられない存在」

になるべく努力中なのです。

みなさんはどんな存在になりたいですか?

少し時間をとって考えてみてはどうでしょう?

スポンサーリンク
second




シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

スポンサーリンク
second