625道 知らず知らずのうちに「思考停止」「思考麻痺」状態に陥っていませんか?

自分にとって不都合なことや、
ネガティブな事件が起きたとき、
起こってほしくないことが現実になったとき、

または、どうしたらよいのかわからない事態に
出くわしたとき、

人は

「思考停止」

になるものです。

Contents

思考停止状態は輝かしい未来への行動も止める

つまりは、
その悪い事象に対して
何も考えられなくなってしまうので

思考を放棄し
対処さえ放棄してしまうのです。

となると、
その課題は解決されることなく放置され

現実問題としてさらに悪化して
表れるのを待つことになるのです。

それは仕事上のちょっとしたミスかもしれません。

もしくはとても大きなトラブルかもしれません。

パートナーとのいざこざかもしれません。

金銭トラブルかもしれません。

何かの悩みかもしれません。
あらゆる事象にあてはまることです。

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ネガティブループ

その場合も
すぐに思考停止になるわけではなく、

まずはその悪い現象を何度も
自分の頭の中で思い返してしまいます。

そして

「何故こんなことになってしまったんだろう?」
「何が原因だったんだろう?」
「どうして自分にこんなことが起こるのだろう?」

という考えから

「自分は本当にダメな人間だ・・・」
「全然成長していないよな・・・」
「俺の運命いつもこうなんだよな・・・」

と、悪い現象を悪い方向に深堀りしていしまい
ネガティブループに入り込んでいくのです。

このネガティブループはとても根が深いです。

なぜなら、自分一人で抜け出すことは
ほぼ不可能だからです。

自分の頭の中は自分の想像による天国です。

自分は自分の思考の創造主です。

その創造主たる自分が、
悪い現象にフォーカスを当ててしまうと

悪いことばかり考えてしまい
その結果悪い考えの連鎖が起こるのです。

すごいネガティブな人の思考回路

これを解決策を見つけるために
深堀りしていくのならばまだマシですが、

悪い現象に遭遇してしまうと
ネガティブな感情を抱いてしまい

そのネガティブ感情は思考の方向性を
ネガティブ方面へと誘導していってしまうのです。

そして論理的に良い対策を練るために
具体策を考えているつもりが、

感情によって
ネガティブ方向に変わっていき

最後は本人でさえ気が付いていないうちに
ネガティブ思考による対策へと変わっていくのです。

本人は真面目に考えていて、
自分がじっくり考えた結果だから
それは正しいと思っているかもしれませんが、

その思考は途中から
感情によってゆがめられ

もはや正常な判断をしていない
ということになっているのです。

そのため、
他の人が話を聞いたら、

「なんでそんなにネガティブなことばかり考えるの?」

と思うようなことでさえ、

本人は真面目に考えていて、
それが正しいと思い込んでしまうのです。

人には怖いものみたいさという
傾向があるせいか、

怖いものや不都合なものは
目につかないように心の底に蓋をして
隠しているつもりでも

実は何度もチラチラとのぞき込んでいます。

そしてその先に起こり得る悪い結果を想像し
ネガティブ体験を何度も繰り返すのです。

それが続くと

「思考停止」

さらには

「思考麻痺」

になります。

どんなに考えても
いきつく先は同じでしかも悪い結果。

それを何度もトレースしてしまうと
嫌になってしまいます。

だからそんな嫌な現実見たくないと
考えることをやめるのです。

考えることをやめ
現実世界から目を背けてしまい、

毎日をただ流されるままに
過ごしてしまうのです。

惰性で生活を続けるのです。

信頼できる第三者の存在

すぐに手を打つべきことがあるはずなのに、

頭の中でネガティブ情報を見すぎたせいで
もはや適切な行動ができなくなってしまっている
のです。

この症状に慢性的に罹ってしまっているならば
なかなか自分一人では抜け出せません。

何か気づきや変化が必要になります。

ただそういうときに限って

何かに挑戦したり、
対策を練ったりする気持ちが
わいてこないもの。

なので、そういうときは
自分一人で何とかしようとせず
誰かのチカラを借りましょう。

信頼できる友人でもいいですし、
会社の上司でもいいと思います。

家族やパートナーでもいいのです。
もちろん私でも(笑)

大切なのは、
その自分の心理状態を把握し、

そこから脱するために
気持ちを言葉にして具体的にイメージできるもの
にすることなのです。

そうして自分が今とらわれていることが
少しでも明確になれば

なんとなく心が明るくなり
気持ちが落ち着き、冷静な行動ができるように
なるものです。

顕在化のチカラ

心理的なストレスや不安の原因の一つに、

「今自分が何に対して不安を抱えているのか
ということがわからない」

というものがあります。

逆をかえせば
不安に思っていることがわかれば
和らぐということなのです。

その漠然とモヤモヤした不安を
顕在化させる一つのきっかけとして

このメルマガが何かの参考になればと思い
日々書き連ねているのです。



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