667道 仕事をするすべての人はプロのパフォーマーである

仕事人はプロのパフォーマーである

仕事をするすべての人はプロのパフォーマーである

先日、ダンスの発表会を終えました。

いつも2ナンバーに出演していて、
発表会が終わるとそれぞれの先生から
メッセージをもらいます。

その先生からのメッセージが
的確に今の自分を表しているのです。

今回は、そのうちの一つを
紹介したいと思います。

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素を見せないというプロフェッショナル

ジャズファンクという表現を見せる種類の
ダンスの先生からこんなメッセージをもらいました。

「発表会や人前で見せる時に
出してはいけないのは素の瞬間です。

だから自信を持ってなりきって踊れば
ポーズや立ち方から変わってきます」

というものでした。

「人前で見せる部分は素であってはいけない」

これについてとても考える部分がありました。

例えば、ダンスならば
振り付けがある部分はしっかりと
意識して振る舞えます。

その際は身体の向きを意識し、
手の先まで意識し、
表情まで作りこみます。

でも、曲の間奏や移動中って
特に指示にがないと
何も考えずに動いてしまいます。

何も考えていないということは
つまるところ

「素の自分」

になってしまっている
ということなのです。

これは言い換えると

「気が抜けている」

ともいえるのです。

その気が抜けている素の状態とは

ダンス中ならば
曲の世界観を表現するために演じているのを

やめてしまうということになります。

ダンスの最中にその役をやめてしまう
って駄目ですよね。

けど、これって意識していなければ
無意識にやってしまいがちなことなのです。

振り付けに集中し、練習すればするほど
それ以外の部分が意識から抜けてしまう
ということが起こるのです。

今回の先生のメッセージから
そのことに気づかされたのです。

プロとしてのあるべき振る舞いをせよ

また、このことはダンスだけに限らず、
すべてに通ずると思うのです。

もちろん仕事においてもです。

相手に自分の表現を見せる際に、

「先生」として相手に教える際に、
「専門家」として相手に説明する際に、
「営業担当」として相手に売る際に、
「役割」を持ち責任を果たす際に、

ありのままを見せる
ということもあるかもしれませんが、

何かを表現したり、伝えたり、教えたり
する場合はそのための

「あるべき振る舞い」

が必要なのです。

これは決して自分を偽れ
という意味ではなく、

プロして仕事をする以上は
プロとしての自覚が必要で、

「プロとして相応しい振る舞い」

とは何かを考えた時に
素の自分ではなく、

「表現者、専門家、プロフェッショナル」

として振る舞うのが適切ならば
そのようにしようということなのです。

オーラのある人、魅力のある人とは

「仕事ができる人」

ってどことなく雰囲気がある人だと思いませんか?

たたずまいが違ったり
オーラをもっていたり
口調からにじみ出る何かがあったりと、

目には見えないけれど
何かを持っているようなものです。

それって、
素の自分ではなく、

仕事をするうえで
身につけてきた気遣いや振る舞いが

カタチになって表現されている
ように思うのです。

「プロとしての立ち振る舞い」

が息をするように自然に
できるようになったとき、

オーラや雰囲気というものになって
自分をまとい、それが

「人としての魅力」

になるのはないでしょうか?

パフォーマーたれ!

趣味で始めたダンスが
仕事における大切なポイントを考えさせる
きっかけになるなんて考えてもみませんでした。

けど、自分にとっては

ダンスも単なる趣味ではなく
自己表現の一種であって、

それは仕事も同様で
自分という自己表現の一種なのです。

そこに金銭が発生するか否かの違いはありますが、
自分にとってはあまり関係のないことです。

それにお金を払うかどうかを決めるのは
相手であって

自分は、今自分ができる最高のパフォーマンスを
発揮するだけなのです。

また、仕事をするうえでは、
すべての人がパフォーマーであり、
顧客に対して価値をみせる必要があると思っています。

だから、望む望まないにかかわらず
仕事をしている人はすべて立ち振る舞いを
意識したほうがいいと思うのです。

みなさまもぜひ、
日ごろの自分の立ち振る舞いを意識してみてはどうでしょうか?

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