709道 「経験」を「抽象化」し、自分のスキルを伸ばしていく

新たなスキルを手に入れる

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「経験」を「抽象化」し、自分のスキルを伸ばしていく

先日のブログで

「好きなことよりもできることを仕事にしよう」

ということをお伝えさせてもらいました。

702道 仕事は「やりたいこと」よりも「できること」を追求したほうがいい

そのブログにこんな感想を
もらいました。

好きなことよりもできることを仕事にした
ほうがいい理由はわかりました。

でも私には自信をもって「できること」が
みつかりません。

簡単なパソコン作業や事務対応はできますが
それは誰もができることだと思います。

私ができることで武器になるようなものは
あるのでしょうか?

確かに、社会人経験が短い人や
経験してきた職種の数が少ない人は
「できること」がみつかりにくいように
思えます。

でもそんなことはありません。

それはできることを
「職種」でしか考えていないからです。

できることを
もっと広い視野でとらえてみると
多くのできることが見つかります。

そのための具体的な方法の一つが

「経験を抽象化する」

というものです。

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経験を抽象化するとスキルの幅は広がる

たとえば私は新卒で居酒屋を展開している
会社に入社しました。

そこで接客を学び、調理を行い、
マネジメントを経験し、

飲食チェーン店を運営できる
スキルを身につけました。

店長も経験し、
様々なスキルを習得できました

多くの人は飲食店での勤務と聞くと、

「接客」「調理」「マネジメント」
「ホスピタリティ」「オペレーション」

というスキルを思い浮かべる人が
多いかと思います。

でもそれだけでなく、
もっと深堀りしていくと

「売上管理」、「原価管理」、「衛生管理」
「モチベーションの向上」、「チーム作り」
「教育」、「経営スキル」、「販促物」

といったものも学べます。

これらのスキルは飲食を経験した人が
じっくりと習得したことを振り返って
いけばきっとたどり着けるでしょう。

でも、それもまだまだ浅いレベルでしか
自分のできることをみれていないのです。

転移可能なスキル

自分が頑張ってき経験してきた仕事において
できることを抽出していくと

その職種だけに通ずるものではなく

あらゆる物事に通ずるスキルにまで
昇華することができます。

それが転移可能なスキルといって

「タイミングをつかむ能力」

「手続きに従う能力」

「仕事を整理する能力」

「優先事項を決める能力」

「新しい技術を学ぶ能力」

「他の人を教育する能力」

「折衝する能力」

「計画をきちんと遂行する能力」

「やる気や自信を維持できる能力」

「物事を先々まで見通す能力」

といったものになります。

上記にあげたものならば
どんな仕事でも活かせると思いませんか?

これは誰でもスキルとすることが
できるものです。

問題は、
これらを自分のスキルとして

「抽出できるかどうか」

です。

まずは目の前の仕事を全力で行う

正直、漫然と仕事をしているだけでは
上記のスキルを自分のスキルだと
自信を持って言うことができないでしょう。

でも、その時はわからなくても
目の前の仕事に全力で取り組んでいれば
自然と身についてくるもの。

そうしていれば
後々になって振り返ったときに

「そういえばこんなこともできるかも」

と自分のできることに
していくことができるのです。

これにはちょっとしたコツが必要なので
一人で行うのは難しいかもしれません。

必要な方は私に声をかけてください(笑)

お手伝いしますよ。

でも大前提として
できること=スキルを増やしていくためにも

「今の仕事を必至で頑張ってみる」
「目の前のことに全力を尽くす」

という経験が必要です。

それなしに成長は望めませんから。

その上で
自分が経験していたことを
抽象化することで新たなスキルへ転換して
いきましょう!

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702道 仕事は「やりたいこと」よりも「できること」を追求したほうがいい
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