722道 まさか楽観的な人って気楽でいいよなぁとか他人事のように思っていないですよね?

視点を変えてみる

こんな昔話があります。

とある晴れた日に旅人が
ある家の前を通りかかったとき
一人のおばあさんが泣いていました。

旅人がおばあさんになぜ泣いているのかを
尋ねるとこう答えました。

「私の長男が傘をつくっている。
でも、晴れの日は傘が売れないから
長男がかわいそうでないているのじゃ」

次の日は雨でした。
おばあさんは喜んでいるだろうと思っていると
やはりおばあさんは泣いています。

旅人は聞きます。

「おばあさん、雨の日は傘が売れるから
息子さんはさぞかし喜んでいるのではないか?

なぜ泣いているのか?」

するとおばあさんは答えます。

「次男が草鞋(わらじ)を編んでいる。
雨の日は草鞋が売れないと思うと、かわいそうで仕方がない」

そこで旅人はこう言うのです。

「おばあさん、それではこう考えてみたらどうだろう?

雨の日には長男のつくった傘が売れる。

晴れの日には次男がつくった草鞋が売れる。

どうだろう?」

それを聞いたおばあさんは、
その日からニコニコ過ごす
ことができるようになったといいます。

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悲観は気分がつくり、楽観は意志がつくる

物事のとらえ方さえ変えれば、
悲観から楽観に変えることは

実は簡単なのです。

そんな際に注意すべきは、

「気分に流されるままでは
いつまでたっても悲観である」

ということ。

楽観でありたいならば、

「楽観であれるような取り組みが必要」

だということなのです。

今までと同じ考え方をしていては
ダメだということ。

自分の固定化された悲観を
積極的に変えるきっかけとなるような
考え方の変化が必要なのです。

それはもしかしたら上記の物語のような
ちょっとした視点の変化かもしれません。

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