778道 相手の要望をすべて受け入れればお互いがハッピーになれるわけでもない

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相手の要望をすべて受け入れればお互いがハッピーになれるわけでもない

仕事での話。

デザイン関係の仕事をしているのですが、
お客様の要望で、

「ここをもっとこうして欲しい」
「この部分も直してほしい」
「あそこも修正してほしい」

とデザインの修正等の依頼が
とても多い時期がありました。

デザインの修正に回数制限を設けていないため
お客様が納得いくまで付き合おうとしていたのですが、

あまりに要望が多く
終わりが見えないという状況に
なってきました。

また、あるお客様の要望にだけ応えていると
他のお客様へのサービスも滞ってしまいます。

そうすると段々とツラくなってきて
サービスの提供を継続することが苦になってくるのです。

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商売のあるべき理想の姿とは

本来、お客様が納得する制作物を納品し、
それに満足してもらうことで対価をいただく
というのが商売の基本だと思います。

でも、お客様のすべての要望に応えていては
サービス提供者側がもたない・・・

ということもあるのです。

そのせいで、会社が儲からずつぶれてしまっては
元も子もありません。

お客様も損をこうむってしまいます。

お互いがwin-winな関係であり、
お互いがハッピーになれてこそ、

価値の交換ができる関係性であり
次にもつながっていく

と思うのです。

特にサービス業においては

「顧客第一主義」

が基本にあるので、

「お客様が言うことは絶対!」

という概念が根本にあると思います。

またアルバイトをしたことがある人も
そういう話を聞いたことがあると思います。

でも、すべての場合において
その主義が成り立つわけではなく、

サービス提供者とお客様は
お互いに尊重し合うべきであり、

そのベースがあってこそ
信頼関係ができ、価値の交換ができるのです。

お互いを尊重しよう

当たり前のことなのですが、

「顧客側としてのあるべきスタンス」
「サービス提供者側としてのあるべきスタンス」

どちらの観点も考慮することで
ベストな商売ができると思うのです。

どちらか一方の観点だけの押し付けでは
商売はうまくいかないものなのです。

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