856道 自らの世界地図を開示し確認しあうことで人間関係のイザコザは改善される

世界地図

自らの世界地図を開示し確認しあうことで人間関係のイザコザは改善される

みなさんは

「世界地図」

と言われるとどのような地図を
思い浮かべるでしょうか?

子供の頃に見ていたであろう
世界地図のことをよーく思い出して
みてください。

おそらくほとんどの方が
何度かは見たことがあるはずです。

そしてその地図はきっと、

「日本が真ん中に描かれていて、
中央に太平洋が存在する」

あの地図のはずです。

おそらく多くの人が、
この地図を思い浮かべるのでは
ないでしょうか?

でもそれが欧米に行くと、
表現が変わります。

日本が右端、
つまり東の端にあるんです。

そのため日本はFar East(極東)
と表現されることがあります。

またオーストラリアに行ったりすると、
上下が逆になっているものが、
あるそうです。

つまり、オーストラリアが上にあって、
下側に日本やアメリカが表現されています。

はたまた、
モルワイデ図法、メルカトル図法、
正距方位図法といった図法の種類もあります。

つまり世界地図一つ見ても、

「国や地域によって
様々な表現方法がある」

ということなのです。

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自分の頭の中の世界地図は世界共通ではない

多くの日本人がイメージする
である世界地図のカタチ。

これはこれで、
一つの正しさです。

でも日本という環境を出て、

欧米の人たちと
日本の位置について話すと、

話が噛み合わないかもしれません。

つまり
自分が見て、育ち、
正しいと信じていたものも、

一歩外の環境に出ると、

「それが絶対ではない」

ということなのです。

これが日本と他の国ならば
まだすんなりと受け入れられると
思うのですが、

同じ日本人であっても、
育つ地域や環境が違えば、

違う視点で物事を見ている
のです。

言われてみれば当たり前のこと。

でも、往々にして日常生活では
そのことを忘れていまい、

「なぜこんなこともできないの!」
「どうして言っていることがわからないの!」
「この前も同じこと伝えたよね!」

と自分の基準で
相手とのコミュニケーションを進めてしまい、

わからない相手にイライラし、
自分の気持ちをざわめかせているのです。

あなたにもあなたなりの正しさがあるし、
相手にも相手なりの正しさがある。

だからと言って
お互いに自身の正しさを主張しても、

落とし所が見つからないし
最後はモヤモヤが残ったままになり、

ウヤムヤにせざるをえなく
そこからすれ違いが起こるのです。

互いの地図を共有し人間関係を豊かにする

そこで大切なのは、

「相手の世界地図を
共有すること」

です。

相手の地図を見て理解する。

自分の地図を見せて理解してもらう。

そうすることで価値観の共有ができて
今後のやりとりがスムーズに進むことでしょう。

地図ならば見せればわかるのですが、
価値観なんてものは見せれません。

だからこそ
共有するのは難しい

共有するのは面倒

共有するのは時間がかかる

と一見不都合だらけなのですが、
そこを歩み寄りで乗り越えていくのです。

そのひと手間に時間と手間と労力
をかけることが

互いの人間関係をスムーズにする
スパイスとなるのです。

じっくりと会話を重ね、
コミュニケーションを図る。

まとめるとこの一言になり(笑)
簡単そうではありますが、

現実ではタイヘン。

でもその先に得られるものは
プライスレス!

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