1119道 人生において準備万端な状態なんてありえない。だからこそ常に本番に挑む覚悟が必要である

人生は常に本番である
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人生において準備万端な状態なんてありえない。だからこそ常に本番に挑む覚悟が必要である

「もう少し経験を積んでからやりたい」
「まだまだ挑戦するには心構えが足りない」
「もっともっと準備が必要だ」

新しいことに挑戦する場面に出くわしたとき、
多くの人がこのように

「準備しなければならない」

という考えになるものです。

舞台や音楽の世界では、

「本番前のリハーサル」

というものがあります。

お客様をいれずに
本番と同じ環境で通してやってみる、

という最終確認でもあり
最終調整ともいえるものであり、

とても大事なプロセスです。

このリハーサルを行うことで
練習段階では気がつかなかった課題に
事前に気がつくこともできるし、

よりクオリティの高いパフォーマンスが
できるようになるのです。

確かに
リサーチや事前準備は大切です。

準備8割、本番2割という言葉もあり、

ほとんどの人が
こうした言葉を聞いたことがあるはずです。

でも注意しなければならないことも
あるのです。

それが

「準備しなければならない」

という言葉だけに支配されて、

「チャンスを見逃してしまう」

恐れがあるということです。

準備という言葉にしばられてチャンスを逃していないだろうか?

何かに取り組む際には
まずは

「決断する」

ということが発生します。

そもそもやるのかやらないのか
ということを決めなければならないのです。

その最初の決断の段階で、

「今の人員だとこのプロジェクトは受けられない」
「準備不足だから今回は難しいだろう」
「時間やお金が足りないから無理だ」
「自分にできるか自信がない」

というような考えが
無意識的に思い浮かぶことで、

「準備ができていないから受けることができない」

という判断をしてしまっている
可能性があるのです。

これだといつまでたっても
本番に行き着くことができません。

そもそも本番に挑戦するチャンスすら
獲得できていないのですから。。

「機会さえあれば自分はもっとできるはず」

こうしたくすぶった思いがある人ほど
えり好みしてしまっている可能性が高いです。

・自分のスキルが100%生かせる環境でしかやらない
・他の仕事が落ち着いている場合のみ着手する
・不安要素がない条件ならばやろう
・周りの人も大丈夫と言うならばやる

などと
完全な状況が整っているときにしか
挑戦してみようと思わないのではないですか?

その裏側にあるのはもしかしたら
失敗したくない、という思いかもしれませんね。

「失敗」とは、

つらいものであり、
恥ずかしいことであり、
評価が下がることであり、
やる気が削がれるものである、

というようなイメージがあると
失敗を避けようとしてしまうかもしれません。

けど、これも同様に
自身が今までの生活で作り上げてきた

「言葉のイメージ」

に左右されているのかもしれません。

言葉のイメージで
いろいろな制限がかかってしまうので、

このことを知っているか否かは
とても重要なことなのです。

いつでも、どんな状況でも即断・即決・即行しよう

いずれにせよ、
我々が生きているこの世界において

「準備万全になって取りかかることができる」

ということなど限りなく少ないということです。

常に時代は動しているし、

数週間前の当たり前が
さらに数週間後には間違いである

という可能性すら否定できません。

リスクを背負ってでも、
多少の準備不足でも、
先行きが完全に見えていなくとも、

やるべきときにはやる、という

「決意と覚悟」

を秘めておくことが
一番大切なものなのです。

事前準備は大事。

でも準備なくとも挑戦できる

「好奇心やメンタリティ、楽観性」

というものだけは
常に持ち合わせていなければならないのです。

そのための注目キーワードが

「即断」「即決」「即行」

です。

素早く判断し、
素早く決定し、
素早く行動に移すこと。

常に心がけておきましょう。

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