1184道 裏も表もある人の心。部分的にとらえるのではなく全体としてとらえることで「本当の価値観」が見えてくる

すべてひっくるめて「自分」である

気持ちというものは本当に不思議なもので、
あるときは

「優しい自分」

がいるものの、
また別のときには

「厳しい自分」

がいたりして
どちらが本当の自分なのかわからなくなることが
ありませんか?

他にも、

「真面目な自分」や「不真面目な自分」

という場合もあれば、

「勤勉な自分」もいれば「怠惰な自分」

もいる場合があります。

「明るい自分」もいれば「根暗な自分」もいます。

「強い自分」もいれば「弱い自分」もいます。

両極端の属性が時と場合によって
あふれてくるのです。

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気合と根性と努力で人間は変わることができるのか?

個人的にも弱くて、根暗で、怠惰な自分が嫌で
努力して変えようと思った時期もありました。

でも完全にうまくいったとは言いきれません。

部分改善はできるものの、
根本の部分は依然として残ったままな気がします。

自己否定だけでは
どうしようもないものもあるのです。

でも、不思議なもので、

悪い自分をなくそう、変えようと
現状を否定し、

改善の努力をしても
変わらなかった自分の気持ちや言動でも、

「意識を内側に向けて
あるがままに受け入れる」

ことで
スムーズにいくこともあるものです。

「こんな自分でもしょうがないよね」

と自分を受け入れることで
気持ちが楽になり、一歩踏み出すことができるようになるのです。

好きも嫌いも、良いも悪いもすべてひっくるめて「自分自身」である

これは、もともとある

「自分の価値観を大切にする」

ということにつながるのかもしれません。

たとえ嫌な性質のものであっても
すべてひっくるめて受け入れることで、

本当の自分として腹落ちして
心と体のバランスが取れて

行動力が加速するものだと思うのです。

部分的に肯定し、
部分的に否定することでは、
全力を出すことができないのです。

すべてひっくるめて「わたし」であると
受け入れることができると何かが変わるものなのです。

自分の好きな部分も嫌いな部分も受け入れましょう。
自分の得意な部分も苦手な部分も受け入れましょう。
自分の性質も特性もすべて受け入れましょう。

そこからすべてが始まるのです。

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