「もどかしい」
そのように感じることはありませんか?
自分自身に対して感じることもあるでしょう。
一方で他者に対して
感じることもあるでしょう。
そんな「もどかしさ」という感情には
どのような折り合いをつけていけばいいのでしょうか。
Contents
「もどかしい」とはどういう状態?
そもそも、もどかしいとは
どういう状態なのか。
辞書によると、
『思うようにならず、いらだたしい。じれったい。』
とあります。
つまりは、
自分自身のなかに『思うこと』がある
にも関わらず、
「うまくいっていない」
ということなのです。
そういう状況にあることに対する感情です。
ただ、個人的に思うのは、
『思うこと』
があるだけで素晴らしい、ということ。
自分に対して「もどかしい」と感じているあなたへ
なぜ、思うことがあるだけで
素晴らしいかというと、
何かしら現状に満足していない思いだったり、
もっと良くありたいという思いだったり、
これができるはずだという思いだったり、
「今に満足していない」
という気持ちがあるということですよね。
それは言い換えると
「現状を打破したい」
という気持ちであり、
「より成長したい」
という気持ちの裏返しでもあるのです。
今の状態は
「やり方」や「手法」
がうまくいっていないだけで、
それはこれから試行錯誤すれば必ず改善されます。
改善・改良すれば
必ず良い状態になっていきます。
今はただ途中の段階にいるだけです。
成功へのゴールに向かっている途中なだけです。
であるならば、
今がモヤモヤしてもどかしいからといって、
諦めてしまう理由はありません。
ある意味、誰もが通る試練であり、
それを乗り越えることができるからこそ
成功へとたどり着くことができるのです。
今、もどかしく感じるのは、
「そのようなもの」
と思って
一歩ずつ前に進んでいきましょう。
他者に対して「もどかしい」と感じているあなたへ
自分への「もどかしい」気持ちだけでなく、
他者へ対して「もどかしい」と思うこともあるはずです。
「この子はもっとできるはずなのに…」
「彼はどうしてこのやり方をしないの…」
「部下にもっとやる気をもってほしい…」
などなど、
他者へ対して感じることもあるでしょう。
では、なぜそのように他者に対して
もどかしいと感じるのでしょうか?
そこには、
「期待」
があるからです。
「本当ならばこのレベルまでできるはずなのに
どうしてここまでしかできないのか」
というように
コチラ側としては期待や希望を感じられるのに
その域まで達していないことによる
「もったいなさ」
でもあるのです。
この感情はコチラが勝手に思っているだけなので
他者からすると余計な迷惑なのかもしれません。
でも、私は、
その気持ちを大切にして欲しいと思います。
他者とのリアルな関わりが薄くなりつつある
今の時代だからこそ
「余計なおせっかい」
ができる人は
とても貴重で素敵だと思うのです。
もどかしさを感じるのはあなたなのですが(笑)
その素敵な素質を粗末にするのではなく、
あなただけの美徳として
是非とも育ててあげてください。
まとめ
「もどかしさ」
とは、よい感情ではないように捉えられますが、
そうでもありません。
期待や希望、現状へのもやもやから生じる
ある意味大切な感情です。
ネガティブに捉えるのではなく
ポジティブに裏返して味わってみましょう。